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ちょっとアメリカに ~研究所を散歩~(4) [ シリーズ実況 Old..]

はい、年度内に無事帰国いたしました!慌しい渡米でしたが大変有意義な1週間でした。余韻の中、まだしばらくレポートは続きます。

さて、ある日の午後、スクリプス海洋研究所の中を歩いてみました。

ここは海岸沿いの丘(というか斜面)に研究施設が点在しています。


古いものはコンクリートビルですが、最近のものは木製でおしゃれ。どことなく東洋的な感じのする建物もあります。上の写真とかそうですね。お祭りのやぐらのように見えるのは実はエレベーターです(建物が斜面に張り付いてますので荷物の移動とか、車椅子用にはこれが必要)

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ちょっとアメリカに ~Sunset~(3) [ シリーズ実況 Old..]

こちらの天気は変わっています。1日で四季を味わえるのです。毎日朝は寒くて曇っていますが、日中は青い空、夕日は美しい。夜はまた寒くなり、星が美しい。星はホントウにきれいです。うらやましい。1年中、このような天気を繰り返すようです。もちろん雨がちなシーズンとか寒いシーズンとかありますが、1日の気温変化や天候変化が大きいということです。

ある日の夕日です。ラホヤ(La Jolla)という、スクリプス海洋研究所のすぐ近くの海岸から撮りました。La Jollaは有名な観光地。というか高級リゾート地かな?そんなところに研究所があるっていいなあ。写っていませんが、まわりには夕日を見に来たアメリカ人がちらほら。夕日を見るときの思いは万国共通。きっと太古の昔の記憶なのでしょう。

この夕日は日本ではお昼前の日差しです。時差は17時間。分かりにくいですが、アメリカ太平洋時間ー7時間+1日=日本時間です。日没は18時でしたので、日本は11時。とてもそうは思えない。

夕日が沈むのをじっと見ていたら、沈む瞬間ちょっとだけ緑色に見えた気がします。私も最近になってグリーンフラッシュの存在を信じました(こちら。何事も信ずれば、でしょう(笑)。とても科学的な発言でないように思われるかもしれませんが、未知の現象であっても信じてみないと新たな科学的発見はうまれないものです。


別の日の夕焼けです。日が落ちてしまったあと。
カリフォルニアな感じがしますね。

※本実況の続きを下記で読むことができます。
 http://obem.jpn.org/oversea063.html
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ちょっとアメリカに ~晩御飯~(2) [ シリーズ実況 Old..]

昨日の続き。今回は一人で来たので、晩御飯も一人が多い。ちなみに今回お世話になっている方々は、帰るのが早い! 4時過ぎとか5時とか。私が6時くらいまで仕事してたら、別のエンジニアは廊下とかの電気を消して歩いてる。「もう帰る時間だよー」っていわれた。えー、日本だったらむしろこれから仕事できる時間だーって感じなのに。そのかわり、こちらの研究者とか技術者は朝が早いのです。

晩御飯の話に戻りましょう。今回は訪問先に「ホテル、どこがいい?」とか相談する余裕がなかったので(←船に乗ってたんで)、適当にネットで予約しました。Del Mar Innってとこですが、結構街外れ。サンディエゴの中心地からは車で30分、UCSDからでも15分はあります。食事とかどうなるのかなあ…とおもったら、Del Marというところは高級住宅地であり、かつリゾート地のようで、こじゃれたレストランがたくさんあるのです。歩いていけるところに10軒以上あります。

写真はそのうちの1つ、チャイナレストランです。お茶碗ライスつきなのですが、カリフォルニア米なのでしょう、フォークですくってもポロポロおちてしまう。そもそも茶碗にフォーク… 即、お箸をお願いしました。これで立派な中華定食です! あー米国に来たのに。でもやっぱこれが落ち着きます。ちなみにビールは「チンタオ」です。

別の日には南米(というかメキシコ?)料理のお店に行きました。火曜日だったのですが、むちゃくちゃ込んでいる。どうやらTaco Dayだったようです。タコスが通常価格の半額、ビールも安めのスペシャルディです。うまうま、とおもって食べていたら、今回お世話になっている研究者とたまたま遭遇!毎週火曜日にはここに飲みに来ているそうです。私もごいっしょさせていただいて、楽しい時間をすごしました。英語は半分くらいしかわかりませんが、研究の話や私生活の話から始まり、そのうち「小泉もブッシュもけしからん」とか、いかにも酔っぱらいらしい話に終始してました。彼の友人とも話をしました。そのうち一人は南氷洋にいっていたらしく、見た目もそれらしいごっついアメリカ人でしたが、女の子に声かけまくってました。こういうタイプの地球科学者は日本にもいます(笑)。

しかし、米国の物価は日本より高いのではないでしょうか?(私の泊まっていた場所がハイソなエリアだったとしても)ホテルはオフシーズンなのにけっこうするし、レストランもそこそこ、スーパーに行って歯磨き粉とかポテチとか買いましたがまずまずの値段。野菜や肉は安いようですが、他はなんとなく2割り増し、ってかんじ。ここんとこの日本のデフレ価格になれすぎているのか?デフレも悪くないのかな?

※本実況の続きを下記で読むことができます。
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ちょっとアメリカに ~スクリプス海洋研究所~(1) [ シリーズ実況 Old..]

ここ数日更新をしておりませんでしたが、実はひそかにアメリカはサンディエゴに出張してました。まだアメリカにいますがもう帰ります。

今回はUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のスクリプス海洋研究所に来ています。ここは 1903年に設立された由緒ある海洋研究所です。UCSDのほうが後からできたのです。


スクリプスの象徴、桟橋です。いまはコンクリート製ですが昔は木製で、長さが300mほど。その先で生物の観察をしたり、海水を分析したりしたところから研究が始まったそうです。
いい波がきているようで、サーファーがたくさんいます。ある研究者は、朝にヒト波のってから出勤するそうです。Cool!


スクリプス研究所の中の、"地球惑星物理学研究所(IGPP)"です。ここに来てました。ユニークな建物です。1階と2階が交叉していて、上から見ると十字架形です。2階部分は教授陣の部屋が並び、1階部分はさらに中2階と1階に分かれています。

中2階と1階は専門分野毎に1ブロックずつ割り当てられていて、中2階には大学院生・若い研究者・技術者の居室があり、1階には観測装置の製作・整備スペースがあります。1階と中2階は吹き抜けですので、装置の整備スペースと研究スペースがダイレクトにつながっている形です。この建築思想からも、IGPPが海底観測を基礎として研究を執り行っていることがよく分かります。また分野毎に部屋が隣り合っているので、分野間のコミュニケーションも科学や技術のいろんな面で盛んな感じを受けます。共有すべき項目と、個別に行うべき項目のすみわけを意識的に進めている感じを受けます。

日本の大学や研究所のように「このエリアは研究者の居住場所」「ここは技術者、別の部屋は学生用」というスタイルとはまったく違います。日本はある意味(かりに個々人は壁で区切られた部屋にいるとしても)大部屋的だと思っています。このほうが机の上の議論は進むかもしれません。ただ観測装置など物を機軸とした仕事はスクリプス型のほうがよいですね。

私個人はスクリプスのような小部屋形のほうがすきですが、よくよくみると割り当てられたスペースにものが入りきらないグループは、外にものを置かざるをえないようです。このあたりは日本的大部屋のほうが調整できてよさそうです。あと「これっていつからおいてある本だろう?この箱はもう捨ててもいいんじゃないかなあ?」と思うような過去の産物達を研究室のすみに見ることができます。この辺は日米共通ですね(笑)

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国際免許 [▼研究実況 Now!]

今日は神奈川県の運転免許試験場にきてます。国際免許の申請にきました。いま発行待ち中です。

窓の外をぼんやり眺める…

試験場だと即日発行で助かりますが土日は要注意。13時から受付ですが12時くらいか
ら行列ができます。実際、12時半から受付ははじまるので早めに試験場にきましょう。

…12:50、発行されました。2番目にもらいました。早めが吉ですぜ。
遅れてこられた方は、そうですねえ、2時間くらいかかるかも?
しかし申請代2650円で有効期限1年は短くない?

追伸
平日だと15分くらいで終わるようですよ。ほぅ。


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南極と北極はどっちが寒い? [▼科学ニュース New!]

さてどちらが寒いでしょうか?答えはちょっと前の朝日新聞に出ているようです。
こちら

雑学の世界では当然「南極」ってのが答えですが、その理由まではちゃんと考えたことがありませんでした。「北極は周りが海で、南極は陸だから」はどうやら間違いで、「北極は氷が薄いから、南極は氷が厚いから」が正解のようです。

あと南極の氷の下には「湖」があるのです。ボストーク湖など、いくつかあるようです。神秘的ですね。湖の場所などはこちらで紹介されています。
http://ameblo.jp/cm210655871/entry-10010075919.html#tbox


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忙しい日々はまもなく終わる [▼研究実況 Now!]

下船してからの一週間もひどい忙しさ。
9日…初島日帰り
10日…午前横須賀、午後新橋
13日…新橋
15日…午後NHK取材+セミナー+懇親会
16日…ロシア研究者来る、夕方飯田橋(だけど会議に間に合わず)
17日…午前新橋、午後横須賀

会議の写真などもこちらにUPしようと思ったが、精神的にそんな余裕がない日々だった。
また14日は1日オフィスにいたけど、花粉症の薬が効きすぎたのか体調が優れず。
今日も花粉症の薬を飲んだが、1日眠かった。毎年飲んでいる市販の薬なのだが、困ったもんだ。
14日~16日は、この春に無事大学院を修了した学生さん2名が来ていて、いろいろと引継ぎをしたのだが、こちらがあまりにも忙しく、十分に議論や相談をできなかった気がする。大変申し訳ない。
また16日にいたっては、忙しさの余り、とうとう1つ会議に間に合わなかった。東京までいったのに。なんということだろうか?

あと一つ、年度末の出張が終われば一段落。調査航海が例年の倍の日数あったため、ほんとうにひどい1年間であった。来年度はもうすこし落ち着いて仕事をしたい。


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下船しました [▼研究実況 Now!]

乗船レポート、拙いながら比較的多くの方にご覧いただけたようです。いただいたコメントにはぼちぼちとお返事させていただきます。今後も乗船の機会があれば実施しますが、幸いなことに(?)当分は陸でお仕事です。次は9月かな?そもそも今年の乗船日が90日以上と多すぎるのであって、これではデスクワークがすすまんとです。

下船すると一番うれしいことは、そうですね、メニューから食べるものを選べることですね。いや、船の食事がおいしくないわけではないですよ。ただね、やっぱり選びたいじゃないですか。自分の好きな食べ物を!今回も下船した日の夕食はお寿司になりましたー。

次にうれしいのは、お金を使えること。これも「あー陸だ。自由を満喫してるなあ」とおもえるアイテムです。JAMSTECの船には自動販売機はあるのですけどね。ちなみに調査船の生活は
http://www.jamstec.go.jp/seika/pub-j/res/ress/tgoto/field/intro/intro.html
にちょこっと紹介しております。あーでも調査船の生活に自由がないわけではなく(以下略)

今回は2週間程度と短い調査だったのですが、今年度の疲れが一気にでたのでしょうか?
ちょっと体がだるくて、くしゃみが出て、鼻水が…って、花粉症だ!油断してた!
もうすっかり春ですね~(こんなことで季節感を感じる…)


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乗船レポート(12) 〜まとめ〜 [ シリーズ実況 Old..]

とうとう乗船レポートも12回目、最終回です。
いまはクルーズレポートの取りまとめにいそがしいです。
いろいろありました。

ディープ・トウ、海底電気探査、OBEM設置。その後の悪天候。
ピストンコアラー、OBEM回収。

なんか、まじめな研究紹介ばかりになってしまいましたが、もっと船上生活の楽しい部分
を書きたかった。たとえば、食事とか。昨日はカレーでしたよ。あ、お皿にはJAMSTECマー
クが入ってます。これ、売ればいいのになー

あと景色とか。夕焼け。うつくしいです。
グリーンフラッシュは見えませんでしたけど。

調査中は調査のことで頭がいっぱいなので、うまい文章がかけないですね。
とりとめもないレポートにお付き合いいただきましてありがとうございます。
もうすぐ下船。陸が恋しい。次回からは通常営業に?もどりますです。

※この記事の続きをよむには下記を御覧ください。
 http://obem.jpn.org/field044.html
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乗船レポート(11) 〜海底装置の回収〜 [ シリーズ実況 Old..]

「乗船レポート(3)〜海底装置〜」で書きました海底電位差磁力計(OBEM)を回収します。
あれから2週間経ったんですね。

OBEMにはおもりが付いているので船から海に入れるとそのまま海底まで落ちていきます。
2週間たって、超音波信号でおもりの切り離し指令を送ると、軽くなったOBEMは浮上を開
始するのです。いつもながら、この瞬間は悪いことばかり考えます。
”おもりが切れなかったらどうしよう?”
”切れても海底に引っかかってたらどうしよう?”
OBEMが浮き始めたかどうかも超音波で分かります。船とOBEMの距離を音波で測り続けて距
離が縮み始めたら、海底を離れた(離底)とわかります。

指令送信から5分後…10分後… おもりを切り離すには少々時間がかかるのです。
「OBEMとの距離、957mでかわらず」

13分… 超音波通信が一度途絶えます。理由はよく分からないのですが、浮上を開始し
た瞬間だけ、超音波が受かりにくいのです。はっとします。
次の瞬間、「OBEM離底しました。距離940m」
ほっとします。

次は水面にただようOBEMを早く見つけて回収することです。
でないと流されてしまいます。

浮上直前のブリッジ(操船をするところ)の様子。
OBEM発見前で緊迫してます。夕闇も迫っています。筆者も緊張の面持ち(写ってないけど)
するとラジオからガーガーと音が鳴ります。OBEMにはラジオビーコンがついているので、
海上に浮上すると電波がキャッチされるのです。

いた!目の前です。

ぶじ浮いてまいりました。よくやった!

今日は海況がいいので、水の中も良く見えます。日が落ちて暗くなったので
クラゲみたいです。「乗船レポート(3)」と同じ装置ですが、姿かたちが違って
見えるのは、十字のパイプが垂れ下がって浮上しやすい形に変形するからです。

これを網ですくいました。無事回収です。よかった。
一仕事終えました。

※この記事の続きをよむには下記を御覧ください。
 http://obem.jpn.org/field044.html
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乗船レポート(10) 〜回航中〜 [ シリーズ実況 Old..]

今航海最後のピストンコアラーを打ち終わって、現在別の海域に移動中。
移動のことを「回航」といいます。数日前とは打って変わって、むちゃくちゃ穏やか。
寒さも緩んで、暑いくらいの洋上です。

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 http://obem.jpn.org/field044.html
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乗船レポート(9) 〜ピストンコアラーつづき〜 [ シリーズ実況 Old..]

今日もピストンコアラーを使って海底の堆積物(泥)を採取しています。
いま最後のピストンコアラーを三重県沖で実施中。

写真1:ピストンコアラーの中から堆積物が入ったパイプを引き抜き中。
写真2:で割ってみた。中にはきれいな地層状の堆積物がぎっしり。これで4m分。数千年
分の歴史がここに。豊臣秀吉が命を落としかけた地震や、奈良県十津川村を襲った山津波
も、富士山の噴火も、もしかしたらこの堆積物に記録されているかもしれない。ちなみに
人間一人の歴史は、僅かに堆積物数cm分。諸行無常。

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乗船レポート(8) 〜ピストンコアラー〜 [ シリーズ実況 Old..]

今回は海底の泥の採取もおこないました。
ピストンコアラーという装置で泥をとります。原理は簡単で、金属のパイプ(おもりつき、
全重量1トン弱)を海底に突き刺して泥をとります。

写真1:組み立て中のピストンコアラー
写真2:これから海底におろすところ。首を左に傾けて見てね。

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乗船レポート(7) 〜海底電気探査(2)〜 [ シリーズ実況 Old..]

海底電気探査システム(=深海曳航体「ディープ・トウ」+海底電気探査装置(人工電流
発生装置)+ディープ・トウ後方に装着した曳航ケーブル)の着水の様子です。船尾で着
水させます。写真にあるように、まず長さ160mの曳航ケーブルを吹き流して、その後でディー
プ・トウ本体を着水させて、深海まで降ろします。

海底電気探査システムの略称はMANTA(=Marine Navigated Towed Antennas)です。
昨年夏、日本海で初めての実験が成功した後、船の上で大学院生と二人で考えました。

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乗船レポート(6) 〜海底電気探査(1)〜 [ シリーズ実況 Old..]

今航海では、新兵器の海底電気探査システムを使いました。
これは漫画に書いたように、ディープ・トウの後ろに160m程度の長さのケーブルを引っ張
り、このケーブルに電流を流して海底の電気抵抗を測定する装置です。このような探査は
陸上ではよくやられていますが、深海用としては世界初の装置です。メタンハイドレート
は電気抵抗の高い物質なので、海底電気探査によってメタンハイドレートを見つけられる
かもしれません。日本海で一度試したときは、メタンハイドレートじゃないと説明がつか
ないくらい高い電気抵抗が測定されました。(詳しくはJAMSTECの2/20付プレスリリース
をご覧下さい。http://www.jamstec.go.jp/

今回は日本海に続く第2回目として、東海沖の海底掘削孔の真上をディープトウ+ケーブ
ル=海底電気探査システムで通り抜けました。掘削孔で既に得られた電気抵抗と同じ値が
海底電気探査システムで測定できるかどうか、という試験でしたが結果は良好でした。
ただし今航海は天候が悪く、1度しか実施できませんでした。もっとたくさん測る予定だっ
たのにざんねん。

写真:甲板上に広げた電気探査用ケーブル。3往復くらいしてるのかな、160mってながい
わ。後ろのほうにちっちゃくうつっているのがディープ・トウ。
このころの天気はまだよかった…

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