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乗船レポート(5) 〜相模湾〜 [ シリーズ実況 Old..]

昨日は三重県などで大雨だったそうですが、海上ももちろん悪天候です。
沖合いは20mの強風と5mの高潮!調査海域にはとてもいることができず、ここ数日はずっ
と伊勢湾で波と風をしのいでいました。手も足も出ません。「セントレア」を離発着する
飛行機が頭の上に眺める日々でした。

こうしていても仕方がないので昨日、伊勢湾を出て、御前崎を通って、いま相模湾にいます。
ここだと風も波もすこしましなので調査できそうです。

写真1:昨日のどんより曇り空の御前崎(灯台が写真真ん中に写ってる)。
これではわからないですが、うねりは3m、風速は15mくらいある。追い風なので走れました。

写真2:交通艇です。今朝、研究者を1名をあらたに迎え入れました。
これから相模湾での調査です。

※この記事の続きをよむには下記を御覧ください。
 http://obem.jpn.org/field044.html
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乗船レポート(4) 〜ディープ・トウ〜 [ シリーズ実況 Old..]

調査7日目です。OBEMは投入してしまいましたので、もう船の上にはありません。次に調
査に使用するのは深海曳航体「ディープ・トウ」です。ディープ・トウには深海カメラや
深度計、高度計、塩分濃度計、温度計などが搭載されていて、深海6000mまで潜れます。

ディープ・トウにはエンジンやプロペラはついていません。これを船で海底に吊り下げて、
引っ張りながら航走します。カメラ映像を船上で見ながらディープ・トウの高度を5m程度
(!)にキープして走ることができるので、海底を広く観察することができます。映像見
てると海底にぶつかりそうな気もしますが、そこはオペレーターの方がうまく操作をされ
ています。

写真1:着水前の点検中のディープ・トウ
写真2:同型のディープ・トウ(JAMSTECホームページより)←いい写真がなかった…

これで海底を撮影しつつ、さらに海底電気探査という調査も実施します。
つづく。

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乗船レポート(3) 〜海底装置〜 [ シリーズ実況 Old..]

今回は「海底電位差磁力計」を投入しました。Ocean Bottom Electro-Magnetometer、略
してOBEMと呼んでいます。これは海底で磁気や電気を測定して、地下の電気の流れやすさ
を測定する装置です。これによって以下のようなことが分かります。
・メタンハイドレートの分布(メタンハイドレートは高い電気抵抗を示すので)
・プレート境界周辺の地下水の分布(地下水は岩石に比べて電気を通すので)

1番目は、将来の資源開発に役立ちます。米国ではすでにメタンハイドレート調査にOBEM
が使われ始めているようです。負けるものか!という気持ちです。OBEMの設置点にはメタ
ンハイドレートの掘削孔があり、掘削結果と比較できるので試験する場所としては最適で
す。

2番目は、いわゆる「東海地震」と関係しています。先に述べた掘削孔のずーっと真下が
偶然にも、東海地震の想定震源域なのです。ここはフィリピン海プレートと日本列島(ユー
ラシアプレート)がくっついている場所で、時たまズレる=巨大地震発生するのです。こ
のプレートのズレは、地下の水の分布と関係があるのではないか?と仮説を立て、電気を
使って地下深くの水の分布を探ろうというわけです。

え?二兎を追うもの一兎も得ず?うーむ… まあそういわず、がんばってみます!

写真1:OBEMを投入作業場所まで移動中。そろりそろり。
写真2:投入直前のOBEM。黄色いのがガラス球(浮き)。この中に記録計などが入ってい
ます。磁力計はガラス球左横のアルミ製円筒容器内です。十字のパイプは海中での電位差
測定用のアームです。

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乗船レポート(2) 〜目的〜 [ シリーズ実況 Old..]

さて今回の調査では"ターゲット"がいくつかありますが、その一つが海底下の「メタンハ
イドレート」です。メタンハイドレートは海底下の低温・高圧条件でできる特殊な「氷」
ですが、その中にメタンを大量に閉じ込めています。火をつけると燃えながら溶けるとこ
ろから、別名「燃える氷」と呼ばれています。

東海沖の海底にはメタンハイドレートが眠っていることが、石油天然ガス・金属鉱物資源
機構の調査によって明らかになっています。メタンハイドレートは普通の堆積物よりもずっ
と高い電気抵抗を示すことで知られています。そこで海底に微弱な電流を流してみて、海
底の電気抵抗を調査して、メタンハイドレートを探そうというわけです。今回活躍する装
置は2種類です。
・昨年夏に完成した新兵器「海底電気探査」で地下浅いところのメタンハイドレート調査
 (10日ほど前の写真の「新兵器」とはこのことです)
・1年前に完成した「海底電位差磁力計(頭文字をとってOBEMといいます)」
 を海底に設置して、地下深いところのメタンハイドレート調査
これらの詳細はまたおって紹介しますね。

実はこの調査、同様の測定装置を使って昨年夏に日本海で実施してます。幸運なことに、
前回は海底の下のメタンハイドレートを捕まえることができました。この発見は、21日に
新聞などに掲載されました。(Yahoo!ニュース>トピックス>サイエンス>代替エネルギー
でも見ることができます)。またプレス発表の内容詳細はJAMSTECのホームページでご覧
いただけます(http://www.jamstec.go.jp/からすぐたどれます)。
今回もうまくいくといいのですが、あいては海と地球ですから何が起こるかわかりません。
まずは安全第一。

写真は昨年夏に日本海で取れたメタンハイドレート。まっしろ。氷ですが炭酸みたいにメ
タンの泡がでてます。

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乗船レポート(1) 〜準備〜 [ シリーズ実況 Old..]

以前予告いたしましたが、現在は調査船に乗船してます。船の上からメールで書き込みを
しますので、調査の雰囲気が伝われば幸いです。

今回の調査エリアは東海沖です。私は御前崎から乗船しました。御前崎って大きな港だっ
たんですね。はじめて行きました。調査船は港には着岸せず、代わりに小型のモーターボー
トに迎えに来ていただきました(交通艇といいます)。

写真上は調査船の甲板です。広いでしょ?この船は特別に甲板が広いので、一つの航海で
いろんな調査をすることができるのです。今回も海底を観察したり、堆積物を取ったり、
海底観測装置を設置・回収したり、いろいろやりますよ。

写真下は耐圧容器の整備の様子。金属製容器の場合は、Oリングというゴムのわっかをフ
タにつけてこれで浸水を防ぐのです。思ったより原始的ですが確実です。
(しかしちょっと散らかりすぎですね… 反省)

※なお、船上ではWEBは見れませんので、コメントやTBへは当面対応できません。
あらかじめご了承ください。

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プレス発表 [▼研究実況 Now!]

今日、とある研究成果のプレス発表をしました。「報道記者会見」ですよ。あんまり
うけないだろうなぁ…と思ってたら、終わってから記者の方々4、5名に質問されまし
た。おぉ。携帯番号も聞かれた。おぉ。
明日新聞に載るかなあ… まぁ、あまり考えないようにしよう… 今晩は大事件とか
大災害とかおきませんように!


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出港! [▼研究実況 Now!]

調査船、先ほど出港しました! えっ、なぜ陸から撮ってるのかって? 明日某所で調
査成果の記者会見にでるので、そのあと乗船なのだ。事故ないようにねー

離岸直後。個人的には見送るときも、乗船しているときも、この瞬間が一番心細く寂しいです。
乗船しているときは、そんな気持ちも船が進み始めるまで。すぐに調査の準備作業に入ります。あるいは個人の荷物(個装)の整理整頓。服とか、書籍とか、お酒とか。個装は一番最後に積み込む荷物ですからね。


タグボートなしで出港していきます。スラスター8機とメインの可変ピッチプロペラ2機のおかげで、大海原でも自在に移動や定点保持が可能です。ちなみに、みなとみらいをバックにした調査船のいい写真が撮れました。また後日公開するかも?です。

すぐ追いかけますから待っててねー。


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山下埠頭 [▼研究実況 Now!]

調査船は明日出港なので港に来ています。肌寒いです。だいたい準備はできました。

これは氷川丸ですね。この船はうごきませんよー > 観光客の皆さん


双胴船(カタマラン:catamaran )です。いつみても独特な変な船です。私は大好きです。


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浮上試験 [▼研究実況 Now!]

こちらは今日。今回の航海で使う装置が浮くかどうか、プールで確認した。
浮いた。よかった…

日海事のTさんにお手伝いいただいております。また私が風邪の間は、全部Kさんにお願いしておりました。ありがとうございます。あとはまかせた(?)


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電気探査 [▼研究実況 Now!]

今週月曜日には豊橋の海岸近くで地下の探査をしてました。
ここには沖合い60kmから海底ケーブルが陸揚されています。この陸揚地点の基礎的調査です。

砂浜。浜名湖方面を望むが見えず。


奥は電気探査装置「SYSCAL」。手前は自作の電極切替え装置。(いずれも東海大学さん所有)。電気探査とは、たくさんの鉄の杭(電極)を用いていろんなところで電流を流し、そのときの電圧を測ることで地下の電気の流れやすさを測定する、地下探査法です。詳しくはこちら。
http://www.jamstec.go.jp/seika/pub-j/res/ress/tgoto/obem/mt/mt_text.html

…んで帰ってから寝込みました。


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インフルエンザ [▼研究実況 Now!]

風邪を引きました。昨日医者に行きましたが、どうやらインフルエンザのようです。いまはインフルエンザかどうかを検査できるんですね。知らなかった。でも鼻の中に綿棒のみたいなのをつっこまれて、咳き込んでしまいました。

昨日は体中が痛くて、起きてメールやブログ書いてる場合でもありませんでした。いまは薬のせいか、ちょっと楽。でもまた寝ます。薬はニュースで見たことがある「タミフル」(!)。でも効きます。

仕事が立て込んでるのに、いろんな人にご迷惑をおかけしております。
この場をお借りして陳謝。 m(_ _)m

あと家内にうつさないように、マスクを買いました。立体のやつですが、最近のはすごいですね。頬とか鼻とか顎とかはぴったりフィットするのに息苦しくない。私自身、花粉症でもあるので愛用してみてもいいかも。

高性能 花粉対策マスク N95(20枚組)

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  • 出版社/メーカー: セイエイ (Seiei)
  • メディア: ホーム&キッチン


こういう感じのやつですね。


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富士山 [▼研究実況 Now!]

雪がつもりましたね。今日はちょいとお出かけです。


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グリーンフラッシュ [▼科学ニュース New!]

「グリーンフラッシュ」って現象、ご存知ですか?乗船経験のある研究者の間では、なかば伝説のように語られています。「太陽が沈む瞬間に緑色の光がチカっと見える」これがグリーンフラッシュです。赤い夕日が緑ですよ。 原理は確かに簡単で、光の屈折によるのです。
【グリーンフラッシュの瞬間を表した図
こちらの解説は分かりやすいですが、青い光は大気中で散乱して届かないのです。緑色は都合よく届くのでしょうか?原理はいいけど証拠がないじゃないか?と思ってしまいます。「迷信、あるいは目の錯覚じゃないのか。そういえば太陽をずっと見てると緑色の残像がでるよね?あれだよ、あれ」なんて思ったりして。だって、何回夕日を見てもグリーンフラッシュみえへんもん。

ところが!ちゃんと証拠写真がありました。DEAP SEAさまのサイト
http://blog.livedoor.jp/tooshi2020/archives/50227908.html
にきれいな写真が掲載されています。ちょっと検索してみましたがこんなに分かりやすい例はないですね。さすが航海士さんです。よし、あきらめずにグリーンフラッシュ、みるぞー。次の乗船のときに見えるかなあ?


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搭載作業中 [▼研究実況 Now!]

朝から機材の搭載作業です。「艤装」といいます。
最近話題の「偽装」ではありません。

岸壁から撮りました。巨大なコンテナとかウィンチを積み込んでおります。


次は船の甲板から。もう大半の作業が終わってて、岸壁の荷物も車も大分すっきりしてきました。


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準備万端 [▼研究実況 Now!]

航海準備よーし。日中はずっと調査用の機材の整備と動作確認をしてました。
準備中は忙しすぎて写真撮るヒマなかったです… 
明日、というか今日、船に搭載します。

新兵器。壊れるなよ。


ボックスパレットに小物を満載。今回は我々の荷物はボックスパレット4つ分。
あと観測支援員関係が5つくらい。


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てんてこまい [▼研究実況 Now!]

昨日から調査の準備が始まっているですが、あまりにもいそがしく写真を取る暇がない!
・調査航海の準備
・修士の学生さんの論文チェック
・某プレスリリースの準備
・某プロジェクトの書類作成
・物品購入などなど
1日40時間くらい必要そうなんですが…  がんばります


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ブログに地図をのせよう [▼ブログ管理]

みなさんはブログに地図を表示するときどうされてますか?地図サイトの地図って大きいし、そもそも勝手に使っていいのかな?なんて心配になります。そんなときには昭文社提供の「ちず窓(http://chizumado.jp/guide.do)」は便利です。
特徴1:地図は小さめでブログに最適
特徴2:地図をブログにはると、ブログがちず窓サイトで自動的に紹介される
特徴3:もちろんブログに貼ってよい

先ほどの記事(戦艦大和があつい)の地図はちず窓で作ったものです。この地図をクリックすると、ちず窓のサイトでより大きな地図を見ることが出来ます。地図のサイズを変更したり地図をドラッグで動かせます。

地図上には自分のブログを含め、いろんな人のブログが自動的に紹介されています。地図上での紹介とは考えましたね。散歩感覚でいろんなブログを見れるので、通常のテキストベースの検索結果と違ってちょっと立体的(平面的?)なサーチができておもしろいですね。うーん、うまく伝えられない、ともかくさっきの地図をクリックしてみてください(笑)。

なおNorton SecurityなどのFirewallソフトをオンにしていると、地図表示や検索がうまくいかないようです。また、ちず窓サイトはOperaではうまく表示されません(So-net Blogに地図を貼る事はできます)。"どんより"さま(http://gito2.blog39.fc2.com/blog-entry-60.html)でも同様のことが書かれています。こちらでは、ちず窓と似たサービス行っている「地図日記」や「ブログ人マップ」なども紹介されています。


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戦艦大和があつい [▼科学ニュース New!]

映画「男たちの大和」、大ヒット上映中だそうですね。私自身はこの映画には余り興味はないのですが、呉市には行ってみたい。というのも平成17年にオープンした大和ミュージアムには1/10の戦艦大和の模型があるからです。
大和ミュージアム

「お絵かき画像通信」様のサイトで知りました(http://ja4dcg.blog33.fc2.com/blog-entry-54.html)。掲載されている写真は「100m上空から見た大和」ということになるそうです。アメリカ航空機目線ですね。大和ミュージアムには、明治時代からの呉の町の様子や、戦艦「大和」の設計や戦闘の時の様子が色々展示されているらしいです。

こちらのサイトでもいろいろ紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/purin_614/e/4e7328512506a16528c06e7066c4435b
呉には映画「男たちの大和」のセットもあるんですね。ちょっと行ってみたいです。

YAMATO浮上!-ドキュメント・オブ・『男たちの大和/YAMATO』-

YAMATO浮上!-ドキュメント・オブ・『男たちの大和/YAMATO』-

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/11/21
  • メディア: DVD

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摩天楼 [▼研究実況 Now!]

今日は東京の某会社に来てます。共同研究のようなものの打ち合わせですが問題山積
み。大都会を眺めながら溜め息です。ふぅ。


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髪きりに [▼研究実況 Now!]

冬晴れの中、美容院にいきました。散髪、重要です。もうすぐ調査船に乗船するからです。
髪の毛が長いとやってられまへん。というわけで今週中頃から乗船準備レポート開始ですよ。

(写真奥にいつもの美容院。でもわかんないね)


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地震情報がより速く来るようになった! [▼研究実況 Now!]

先日の記事(地震速報の一番速いところは?)で紹介しました、Fast&Firstさま(http://www.fnf.jp/)の"メールによる地震速報"ですが、さらに速くなりました。「地震情報メール配信設定」のページ(http://www.fnf.jp/form/pass_send.html)に書かれていますが、先日の記事で紹介しました「防災科学技術研究所」のAQUAシステム(Accurate and QUick Analysis System for Source Parameters)による地震速報もメールで配信されるようになりました。おかげで、地震発生から1分くらい後には携帯などで地震情報メールを受信できるようになりました。地震を研究している身としては大変ありがたいです。っていうか、こういうのこそ地震学者とか気象庁とかがやらんとあかんのちゃうやろか?最近、海底観測から防災への貢献をまじめに考えています。うーむ。

※気象庁では「緊急地震速報」の配信準備を進めています。緊急地震速報とは新しい地震速報で、震源に近い地震計のデータをいち早く解析することで、揺れがまだ届いていない地域に「これから地震が来るぞー」と知らせる速報のことをいいます。平成18年度の早い時期に、まず電車会社・ライフライン会社などに対して情報提供が開始され、平成18年度末には一般市民にも提供が開始される予定です。ただ緊急地震速報によって市民が混乱しないように対策を練っているそうです。

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長岡雪氷防災研究所「冬の一般公開」 [▼科学ニュース New!]

今年はすごい雪ですね。とくに日本海側。そんな新潟県長岡には、防災科学技術研究所 雪氷防災研究部門の長岡雪氷防災研究所があります。今週末(2/4)に一般公開があるそうです。

長岡雪氷防災研究所 冬の一般公開「雪を知ろう」
http://www.bosai.go.jp/jpn/koho.htm

防災科学技術研究所 雪氷防災研究部門のホームページでは積雪に関する各種情報を見ることが出来ます。また数箇所のライブカメラ画像もあって、現在の雪の情報も分かります。さらに雪崩発生予測システムの研究も行っており、一部国道などで試験的に開始しておられるようです。

雪のいろいろをプロにわかりやすく説明いただけるチャンス、お近くの方は参加してみてはいかが?

また昨日の報道によれば、防災研究所と新潟大学は共同で、航空機を使った雪崩予測の緊急研究を開始するそうですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000205-yom-soci


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赤ざりがに [▼研究実況 Now!]

いただきまーす


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招かれざる客? [▼科学ニュース New!]

「バラスト水」って皆さんご存知ですか?
貨物船やタンカーは、荷物を積載していないと不安定なので、船内に海水をいれて安定させるそうです。これがバラスト水です。17万トンクラスの貨物船の場合、空船時には約5万トンのバラスト水を積載するそうです(!)。多すぎて想像出来ません。

ところがこの水には生物が入っているため、地球規模で生物の輸送がおきているそうです。かっぱさんのサイト(バラスト水調査の協力船視察)ではその調査の様子を紹介されています。バラスト水の中にどんな生物がいるか、いままでよく調べられていなかったことは驚きです。この生物の調査データに基づけば、バラスト水の海洋環境への影響もある程度評価可能になると思います。ただ記事を拝見すると、入港前に外洋でバラスト水を入れ替えるという対策も問題を含んでいるようです。なるほどー。

関係ないことをふと思い出しましたが、以前、タンカーかなにかが進水式のとき、タンクが空なのでバランスを崩してしまって、進水→即転覆となったという話を聞きました。船主はどんな顔してたのでしょうか?ネットでは当該記事は見つかりませんでしたが、"進水保険"なるものがあるので都市伝説ではなさそうです。

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