連合大会 [▼研究実況 Now!]
今日は幕張にきてます。地球惑星関連学会連合大会といって、大きな発表会が今週催されているのです。昨日はスーツ着て発表もしましたよ。
どうもここしばらく、自分の研究の進み具合いが悪く、イライラしてましたが、いろんな人の発表をきいていたら、自分もがんばらな!と思えてくるから不思議です。とくにがんばっている学生さんや卒業生さんと話をしていると、1分を大事にしたいと思う今日この頃。
幕張メッセ国際会議場です。入り口でのネームカードチェックが厳しくなりました。入り口すぐのロビーなどでは、無線LANもつかえるようになってた!
ポスターセッション会場。広い会場に沢山のポスター。先日、K氏に「連合大会は会場が遠いからダメだ」とかってエラそうにいいましたが(確かに都内から遠いですが)、会場そのものはとてもいいですね。ちょっと見直しました。
昨年まで10年以上「合同大会」だったのが、今年から「連合大会」。大会の規模はまだまだ大きくなる予感がします。問題は「中身」=世界や日本社会に何を発信できる研究者集団となることができるか、でしょう。
展示模型を作ってみる ~船つづき~ [ シリーズ実況 Old..]
展示模型を作るとかいってますが、そういえば科学館とかの展示模型をまじまじと眺めたことなかったなあ。ということで、ちょっと前に「国立科学博物館」に行ったときの写真をひっくりかえしてみる。
あ、それらしいのがあった。
これ。
右はピストンコアラーを使って採泥しているところ、左の黄色い逆三角錐は「セジメントトラップ」といって、海中を落ちていく堆積物(マリンスノーともいう)を採取する装置ですね。
うん、これは今作ろうとしている模型にそっくりだ。船はかなりちゃっちい、というかシンプル。印刷した平べったい船を発泡スチロールの薄い板に張ってるだけ。ほぅ。思ったより違和感ないね。あと随所の説明も発泡スチロールの薄い板に張ってある。立体感があると見栄えがいいね。ただこの模型は「かはくの研究者を紹介」するコーナーにあったのだが、他のコーナーの展示物と比べると明らかに安っぽい。予算がすくなかったか、仕様書がまずかったのか、などと考えてみる。
とはいえさすがはプロのお仕事だ。まあ、うちは手作りの味で勝負する、ということで…