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地球惑星連合 [▼研究実況 Now!]

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例年この時期に開催される大きな学会。
「地球惑星科学連合大会」
昨日、今日と参加してました。

熊本地震の発表の場が急遽設けられたようで、
その会場はかなり混雑してたみたいですが、
研究成果が出るのはまだ先でしょう。
一方、2011年の地震関連の成果には、興味深いものがいくつも
ありました。研究にはこれくらい時間がかかるものなのです。

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昨日の学会アガリは、北大の先生とサシで飲んでました。
(学生と合流予定だったのだが合流できず)
いろんな話を聞けて、相談もでき、楽しかった。
私もまだまだ頑張らねば。

というわけで、研究・交流の両面で一定の成果を得た!
帰ろう!(ほんとは今日が私の専門の発表が多い日なんだか)
(大学で講義が2つもあるので、しゃーないわ、教育も大事)

惜しむらくは、学生2名を他の先生方にあまり紹介できへんかったことやな。
ま、2名とも、自分たちでいろいろ交流してたみたいやし。許せ。

なお冒頭の写真は学会会場最寄り駅の、海浜幕張駅前のモニュメント。
マリーンズのマスコットと、記念撮影をする外国人観光客。
この駅にも、2011年の震災直後は液状化の爪跡が残ってたけど、
もう感じられないな。
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婦人公論(またしても一歩遅い告知) [▼研究実況 Now!]

告知です。でもまた一歩遅れてしまった、、、
婦人公論さんに、「熊本地震」に関する拙著が掲載されました。

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2016年5月24日号(5月10日発売)
※表紙は婦人公論Webサイトより。
 http://www.fujinkoron.jp/number/003314.html

記事の題名は
 「西日本の内陸、南海トラフ、首都直下……
  熊本地震を受けて 、地震学者が警戒する地域は?」
です。厳密には私、地震学者ではないのですが、、、まあいいか。地震学会員だし。

ってことで本屋で買ってね!
といいたいところですが、いまは次の号が並んでいます。
(2016年6月14日号=5月24日発売)
・・・先日のNHK番組の宣伝と共に、ひと足遅いのですが、ご容赦下さい。

でもバックナンバーは、Amazonさんで購入可能のようです。↓↓↓↓
もしくは上記の婦人公論さんのサイトからどうぞ!

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地震の話って難しいですね。怖い話ばかり並ぶと、読む気が失せるし、
明るい話は胡散臭い(?)し。個々人としては、何をどう備えればよいか分からないし。
今回の記事ではそのあたりを、私なりに説明させていただいた気はしています。
ちなみに、今回は記者さんから電話インタビューを受けて、それから文字起こしを
して頂いています。これって、ゴーズトライティングっていうのかな?(※注)
(なお文字起こし後に自分で手直しさせて頂いています。)
こういう形での執筆は初めてでしたが、自分の言葉と、記者さんの理解やオモイが
共同作業で形になるのって、良いですね。そういう意味では、この記事は私の単著
ではなく、中央公論社のSさんとの共著です(私の名前しかありませんが)。

どんな内容かはお買い求め頂いて(あるいは図書館などで)、読んでいただくとしまして
以下に、文章の補足となる資料などを置いておきます。
参考となりましたら幸いです。

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続:科学からは程遠い「地震予知」(地震科学探査機構) [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]

人々に期待される地震の予測、これを次々と的中させる人達がいる。
東大名誉教授の村井俊治氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)
だ。しかし、その予測には科学的な部分「以前」に、すでにおかしなところがある
というお話を前回にした。今回はその続き(完結編)である。

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村井氏は前回紹介したように、4/14の地震(M6.5、最大震度7、この地震により
「熊本地震」が命名された)の直後は、「予測が外れて反省している」という声明を
出しているが、4/16にもっと大きな地震(本震:M7.3)が起き、社会へのインパクト
も増すと、村井氏のつぶやきは一転。「正月に熊本・鹿児島に警戒を呼び掛けて
いましたが、4か月半後に熊本地震が起きました」となり、
予測ができていたかのように変わってしまった。

 photo1.JPG
 ”Earthquake Evacuation” by Stacey Huggins (CC commons)
 https://www.flickr.com/photos/staceyhuggins/6086349755/
 米国バージニアで起きたM5.8地震後の様子(2011年、ワシントンDC)。
 地震が怖いのは万国共通。

科学は謎への挑戦である。失敗もつきものだ。一度の失敗を揶揄するのは
良くないだろう。また「外れたにしても、惜しかった」という見方もできる。
しかし、村井氏には次のような「前科」がある(2014年長野県北部地震の場合)。

ステージ1:地震予測失敗で、反省の弁
村井俊治 @sh1939murai 11月22日に長野県北部地震(震度6弱)が起きました。九信越飛騨地方あるいは中央山脈地帯に今年の3月ころから要注意、5月から要警戒、最近は要注意を呼びかけていました。しかし栃木県北部地震、茨城県南部地震、御嶽山噴火などでエネルギーが放出したと思い先週は警告からは外していました。 5:23 - 2014年11月26日

    

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告知:地球ドラマチック、みてねー(もとい、放送済みだった…) [▼研究実況 Now!]

いろいろ忙しく、告知が遅くなりましたが、
NHK Eテレで放送中の「地球ドラマチック」の監修をやらせて頂きました。

地球ドラマチック
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/

バミューダ海域の謎、いわゆるバミューダ・トライアングルのお話です。
海外で制作された番組ですので、私は翻訳の一部をお手伝い。
内容を下記に詳解させていただきます。
(上記、NHKホームページより)

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JAMSTECマグカップ [▼研究実況 Now!]

4月末に海洋研究開発機構(JAMSTEC)を訪れた際に、
JAMSTECグッズを買ってみました。このグッズ、JAMSTECの売店など、
限られた場所でしか売っておらず、いわば「レア物」といえます。

私自身はJAMSTECグッズを買うことはあまりありませんでしたが、
とある事情で購入することに。
DSC_0157.JPG
  今回買った、マグカップ。
  JAMSTECの正式名称(英語)は
  「Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology」
  と長ったらしいのですが(失礼)、
  それを逆手に取った素敵なデザインです。

さかのぼること更に1ヶ月ほど前。
4月上旬に当研究室の学生とともにJAMSTECを訪問することがありました。

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都庁 [▼研究実況 Now!]

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昨日は東京で開催された海底資源関係のワークショップで発表。
今日は都内某所で打ち合わせなど。
いやー、いろいろ感慨深かった。

来週も再来週も東京出張の予定。
まるで週一東京勤務だ!
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科学からは程遠い「地震予知」(地震科学探査機構) [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]

人々に期待される地震予知。学者たちが期待を与え始めてから、相当の時間が
経ったにもかかわらず、地震の予知・予測はちっとも実現しない。
「こんなことなら、地震・地殻変動観測に予算をつけなくてもよいのではないか?」
だとか、「地震予知ムラ」などと揶揄される昨今である。その反面、次のような
週刊誌記事が世間の注目をしばしば集めている(特に3月11日前後には)。

●地震予測 次々と的中! 村井名誉教授「次に起こるのはココ」(2015/3/4)
 http://dot.asahi.com/wa/2015030300101.html
 (以下引用)
 "2月6日の徳島県南部の地震、同17日の東北地震などを次々に的中させた
 東大名誉教授の村井俊治氏(中略) 国際写真測量・リモートセンシング学会
 会長を務め、「測量学の世界的権威」である村井氏の地震予測法は、測量学
 を応用したものだ。”

●的中続出MEGA地震予測 今年は「首都圏東海ゾーン」が要警戒(2016/1/8)
 http://www.news-postseven.com/archives/20160108_374166.html
 (以下引用)
 "測量学の世界的権威である村井俊治・東大名誉教授の「MEGA地震予測」は、
 抜群の的中率で本誌読者をたびたび驚かせてきた。GPSデータに基づく予測法は、
 今も日々精度を高めている"

「次々当てる地震予知」は、村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)
によるものだ。では、村井氏らは今回の2016年熊本地震の予知に成功したのか?

村井氏のツィッターによれば、、、

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嫌いなもの [▼研究実況 Now!]

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・チェックインに1時間以上待たされる。
・どうやら行列が長くなるまで、チェックイン用窓口の数を
増やさなかったようだ。
・チェックイン後、搭乗口にあと10分で行けと言われる。
・そのくせ、機内で待たされる。
・携帯もまもなく切れと言われる(イマココ)
・そもそも関西空港は遠い。
誰や、ここに国際空港作ったやつは!
(うちを出てから4時間経つがまだ飛んでない)

そんな飛行機が大嫌いですが、行ってきます〜
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スパニッシュ休日(追記あり) [ 京都で暮らす]

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皆様、お休みでしょうか?お仕事でしょうか?

私は今日は午後出勤、うちに帰り、いまから食事ですわ。
スペインレストラン「フィゲラス」さんにて。
(烏丸蛸薬師東入る)

前菜いただきまーす。
あとでパエリアもくるでー。

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お伺いしたお店はこちら。
DSC_0170.JPG
スペイン料理の「フィゲラス」烏丸店さん。
ほかに祇園と京都駅にお店があるみたいです。

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「京都模型の匠展 第二章」にも行ってきた。 [ 京都で暮らす]

前回の続きです。京都に長らく住んでいますが、京都国際マンガミュージアム
(通称"まんみゅー”、でも"えむえむ"ってのが正しい愛称らしい)に行ったのは初めて。
目的だった「どぼく+マンガ展」を見終わったので、館内をウロウロ。元々小学校だった
建物ですが、あちこちに漫画書庫があり、あちこちで立ち読みする人、座り読みする人。
老若男女、日本人に外国人も。 というか、人が多い! 連休中だからか?

その熱さをお伝えしたいところですが、館内全体は撮影禁止でした。残念。
ただ、こちらだけ撮影OKでした。
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 手塚治虫の「火の鳥」。
 (もしもご存じない方は、ぜひ読んでみてください。すばらしい作品です)
 (なお写真の下には書架。周辺では多くの人が読書にふけってます)

P5030020.JPG
 美しいお顔のアップ。永遠の命って、幸せか、不幸せか?
 ちなみにこちら、京都の仏壇・仏具の技術によるらしい。
 (玉眼というそうな)

なかなかの混雑ぶりだったんで、私は漫画を読むこともなく帰ろうとしました。
その時、ふと、別の展示に目が止まりました。

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どぼく+マンガ展に行ってきた。 [▼科学ニュース New!]

昨日、京都国際マンガミュージアムで開催中の「どぼく+マンガ展」を見てきました。
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 こちらが京都国際マンガミュージアム。通称「まんみゅー」。
 元は小学校でしたが、リノベーション後にミュージアムに。

「どぼく=土木」とは、橋とか堤防とかトンネルとか高架道路とか、私達の生活になくては
ならないインフラの一部の建築作業・維持作業や、インフラのための技術を指します。
しかし、一般に「この道路また土木工事やってるの? 前もやってたのに?」だとか
「3K=汚い、きつい、危険(※)」あるいは「コンクリートから人へ」などと言われてしまい、
なんとなくイメージが悪い。というかイメージすら湧かないというほうが正確でしょうか?
※注:3Kってバブルの頃の呼び方か? いまの若い子は知らないだろうね。

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 今回の展示会のチラシです。Webサイトは下記。
 http://www.kyotomm.jp/event/exh/dobokuandmanga.php
 期間 2016年3月3日(木)~5月10日(火)  午前10時~午後6時
 会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6
 料金 入場料のみ(大人800円、中高生300円、小学生100円)
 主催 京都国際マンガミュージアム、(公社)土木学会関西支部

「いやいや、土木は私達の生活の身近なところにあるのだよ!これをみよ!」
と関係者が言ったか言わないか定かではありませんが、マンガと土木という
新たなコラボレーション展を見に行ってきました。

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