婦人公論(またしても一歩遅い告知) [▼研究実況 Now!]
告知です。でもまた一歩遅れてしまった、、、
婦人公論さんに、「熊本地震」に関する拙著が掲載されました。
2016年5月24日号(5月10日発売)
※表紙は婦人公論Webサイトより。
http://www.fujinkoron.jp/number/003314.html
記事の題名は
「西日本の内陸、南海トラフ、首都直下……
熊本地震を受けて 、地震学者が警戒する地域は?」
です。厳密には私、地震学者ではないのですが、、、まあいいか。地震学会員だし。
ってことで本屋で買ってね!
といいたいところですが、いまは次の号が並んでいます。
(2016年6月14日号=5月24日発売)
・・・先日のNHK番組の宣伝と共に、ひと足遅いのですが、ご容赦下さい。
でもバックナンバーは、Amazonさんで購入可能のようです。↓↓↓↓
もしくは上記の婦人公論さんのサイトからどうぞ!
----
地震の話って難しいですね。怖い話ばかり並ぶと、読む気が失せるし、
明るい話は胡散臭い(?)し。個々人としては、何をどう備えればよいか分からないし。
今回の記事ではそのあたりを、私なりに説明させていただいた気はしています。
ちなみに、今回は記者さんから電話インタビューを受けて、それから文字起こしを
して頂いています。これって、ゴーズトライティングっていうのかな?(※注)
(なお文字起こし後に自分で手直しさせて頂いています。)
こういう形での執筆は初めてでしたが、自分の言葉と、記者さんの理解やオモイが
共同作業で形になるのって、良いですね。そういう意味では、この記事は私の単著
ではなく、中央公論社のSさんとの共著です(私の名前しかありませんが)。
どんな内容かはお買い求め頂いて(あるいは図書館などで)、読んでいただくとしまして
以下に、文章の補足となる資料などを置いておきます。
参考となりましたら幸いです。
------------------------------------------------------------
※【】=文中の記述(ここでは短く書きなおしています)
【2004年の「新潟県中越地震」では、M6.8の本震後に、本震と同じくらいの大きさの
余震が複数回発生」】
→ 中越地震記録集「新潟県中越地震-北陸地方整備局のこの1年」
第一章:新潟県中越地震の概要 (国土交通省北陸地方整備局)
http://www.hrr.mlit.go.jp/saigai/H161023/chuetsu-jishin/1/1-1-1.html
【熊本地震の一連の活動の内、大きな前震(4/14)は活断層「日奈久断層帯」がずれた。
この断層帯の一部では、30年以内の地震発生確率は0~16%だった】
→ 布田川断層帯・日奈久断層帯(地震調査研究推進本部)
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f093_futagawa_hinagu.htm
【日奈久断層帯での地震発生確率の高さは、日本でもトップクラス】
→ 震度7はどこでも起こる 次に危険な「活断層」トップ20は
http://www.nikkan-gendai.com/articles/image/news/179645/39543
※若干数字が違うようですが、参考として。
【多くの活断層では、地震発生確率は1%未満で、10%を超えるところは少ない】
→ 都道府県ごとの地震活動(地震調査研究推進本部の紹介)
http://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/
【近年、既知の活断層で大きな地震が起きたのは、わずか3例】
→ 熊本地震 大規模な余震多発 「横ずれ断層」型 地下構造が複雑
http://mainichi.jp/articles/20160416/ddm/003/040/132000c
※兵庫県南部地震(1995)、長野県神城断層地震(2014)、熊本地震(2016)
【活断層を中心に15㎞幅 くらいの地域では余震活動に注意】
→ 平成28年4月16日01時25分頃の熊本県熊本地方の地震
(気象庁、「平成28年(2016年)熊本地震」について(第7報))
http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/16a/kaisetsu201604160330.pdf
※震度6強以上の地域に建物被災などが多い。
【南海トラフ巨大地震の発生前には近畿地方などで内陸地震が頻発】
→ 地震の周期性と活動期・静穏期(防災科学技術研究所)
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec7.3.html
【近畿地方では、断層から15㎞圏内にほとんどの人が住んでいる】
→ 活断層データベース(産業技術総合研究所)
https://gbank.gsj.jp/activefault/index_gmap.html
【東日本の地盤の変形、あと5~10年 は続くか?】
→ 超巨大地震後の余震と地殻変動(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20140901.html
まだ続いている東北地方太平洋沖地震(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20160201.html
【房総沖の「知られざる地震」】
→ 房総半島沖でプレート境界面のゆっくり滑り(スロースリップ)現象を検出(国土地理院)
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/chikakukansi_boso20140102.html
房総沖「スロースリップ」観測は大地震の前兆か 1年以内にM6・5の可能性
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140404/dms1404041537009-n1.htm
【東北地方の火山は、2011年の地震で10cm程度陥没】
→ 東北地方太平洋沖地震に伴う火山の沈降を検出
-巨大地震が火山活動に与える影響の解明に向けて-(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130701_2.htm
【M9クラスの地震が起こると近隣の火山活動が活発化】
→ 大地震は火山噴火を誘発する!?(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20120622.html
【市民の地震対策の意識に関する、興味深い調査結果】
→ 地震の揺れ予測地図、防災行動につながらず 研究結果
http://www.asahi.com/articles/ASHDH5HX4HDHULZU010.html
以上です。本文が気になる方は、↓↓↓↓ こちら。
(バックナンバーは1年位は買えるのだろうか?)
※注(追記):
今回のように、取材に基づく原稿は「聞き書き」と言うことが多いそうです。
(メールでコメントを頂戴しました)。 なるほど、φ(..)メモメモ
婦人公論さんに、「熊本地震」に関する拙著が掲載されました。
2016年5月24日号(5月10日発売)
※表紙は婦人公論Webサイトより。
http://www.fujinkoron.jp/number/003314.html
記事の題名は
「西日本の内陸、南海トラフ、首都直下……
熊本地震を受けて 、地震学者が警戒する地域は?」
です。厳密には私、地震学者ではないのですが、、、まあいいか。地震学会員だし。
ってことで本屋で買ってね!
といいたいところですが、いまは次の号が並んでいます。
(2016年6月14日号=5月24日発売)
・・・先日のNHK番組の宣伝と共に、ひと足遅いのですが、ご容赦下さい。
でもバックナンバーは、Amazonさんで購入可能のようです。↓↓↓↓
もしくは上記の婦人公論さんのサイトからどうぞ!
----
地震の話って難しいですね。怖い話ばかり並ぶと、読む気が失せるし、
明るい話は胡散臭い(?)し。個々人としては、何をどう備えればよいか分からないし。
今回の記事ではそのあたりを、私なりに説明させていただいた気はしています。
ちなみに、今回は記者さんから電話インタビューを受けて、それから文字起こしを
して頂いています。これって、ゴーズトライティングっていうのかな?(※注)
(なお文字起こし後に自分で手直しさせて頂いています。)
こういう形での執筆は初めてでしたが、自分の言葉と、記者さんの理解やオモイが
共同作業で形になるのって、良いですね。そういう意味では、この記事は私の単著
ではなく、中央公論社のSさんとの共著です(私の名前しかありませんが)。
どんな内容かはお買い求め頂いて(あるいは図書館などで)、読んでいただくとしまして
以下に、文章の補足となる資料などを置いておきます。
参考となりましたら幸いです。
------------------------------------------------------------
※【】=文中の記述(ここでは短く書きなおしています)
【2004年の「新潟県中越地震」では、M6.8の本震後に、本震と同じくらいの大きさの
余震が複数回発生」】
→ 中越地震記録集「新潟県中越地震-北陸地方整備局のこの1年」
第一章:新潟県中越地震の概要 (国土交通省北陸地方整備局)
http://www.hrr.mlit.go.jp/saigai/H161023/chuetsu-jishin/1/1-1-1.html
【熊本地震の一連の活動の内、大きな前震(4/14)は活断層「日奈久断層帯」がずれた。
この断層帯の一部では、30年以内の地震発生確率は0~16%だった】
→ 布田川断層帯・日奈久断層帯(地震調査研究推進本部)
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f093_futagawa_hinagu.htm
【日奈久断層帯での地震発生確率の高さは、日本でもトップクラス】
→ 震度7はどこでも起こる 次に危険な「活断層」トップ20は
http://www.nikkan-gendai.com/articles/image/news/179645/39543
※若干数字が違うようですが、参考として。
【多くの活断層では、地震発生確率は1%未満で、10%を超えるところは少ない】
→ 都道府県ごとの地震活動(地震調査研究推進本部の紹介)
http://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/
【近年、既知の活断層で大きな地震が起きたのは、わずか3例】
→ 熊本地震 大規模な余震多発 「横ずれ断層」型 地下構造が複雑
http://mainichi.jp/articles/20160416/ddm/003/040/132000c
※兵庫県南部地震(1995)、長野県神城断層地震(2014)、熊本地震(2016)
【活断層を中心に15㎞幅 くらいの地域では余震活動に注意】
→ 平成28年4月16日01時25分頃の熊本県熊本地方の地震
(気象庁、「平成28年(2016年)熊本地震」について(第7報))
http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/16a/kaisetsu201604160330.pdf
※震度6強以上の地域に建物被災などが多い。
【南海トラフ巨大地震の発生前には近畿地方などで内陸地震が頻発】
→ 地震の周期性と活動期・静穏期(防災科学技術研究所)
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec7.3.html
【近畿地方では、断層から15㎞圏内にほとんどの人が住んでいる】
→ 活断層データベース(産業技術総合研究所)
https://gbank.gsj.jp/activefault/index_gmap.html
【東日本の地盤の変形、あと5~10年 は続くか?】
→ 超巨大地震後の余震と地殻変動(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20140901.html
まだ続いている東北地方太平洋沖地震(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20160201.html
【房総沖の「知られざる地震」】
→ 房総半島沖でプレート境界面のゆっくり滑り(スロースリップ)現象を検出(国土地理院)
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/chikakukansi_boso20140102.html
房総沖「スロースリップ」観測は大地震の前兆か 1年以内にM6・5の可能性
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140404/dms1404041537009-n1.htm
【東北地方の火山は、2011年の地震で10cm程度陥没】
→ 東北地方太平洋沖地震に伴う火山の沈降を検出
-巨大地震が火山活動に与える影響の解明に向けて-(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130701_2.htm
【M9クラスの地震が起こると近隣の火山活動が活発化】
→ 大地震は火山噴火を誘発する!?(NHK)
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20120622.html
【市民の地震対策の意識に関する、興味深い調査結果】
→ 地震の揺れ予測地図、防災行動につながらず 研究結果
http://www.asahi.com/articles/ASHDH5HX4HDHULZU010.html
以上です。本文が気になる方は、↓↓↓↓ こちら。
(バックナンバーは1年位は買えるのだろうか?)
※注(追記):
今回のように、取材に基づく原稿は「聞き書き」と言うことが多いそうです。
(メールでコメントを頂戴しました)。 なるほど、φ(..)メモメモ
お久しぶりです。
熊本県南部で凄い電卓をお持ちの方が見つかりました。
アメダスさんの電卓は熊本地震前の3月中旬に、購入後、10数年で
初めて、異常表示(エラー)が観察されました。
その、ほぼ、1ヶ月後に熊本地震が発生しました。
ナマズのような電卓だと思います。
CASIO DS-120第1に異常現象【【【厳重警戒】】】
5/28 3:16消灯3:24点灯。上記電卓(電源はソーラーのみ)に[0.]√[数値]現象。01/8/27購入以降、√後[数値]が同じか近似したケース(桁違いを含む)の最近の2回を下記。
(13)16/04/14 02:32 √[45'264.6538924](推定元数値=2'048'888'892.00)
=[14 21:26熊本県熊本地方D11km,M6.5震度7●,15 0:03同D7km,M6.4-6強●,6:50バヌアツD10km,M6.4,16 1:25熊本県熊本地方D12km,M7.3-震度7●,同D11km,M5.9-6弱●,同阿蘇地方D11km,M5.8-6強●,熊本県熊本地方D16km,M5.4-6弱●,17エクアドル沿岸付近D19km,M7.8●(死者654人,行方不明58人),29バヌアツD27km,M7.0●,東太平洋海膨北部D10km,M6.6▲(10.27N,103.71W)(15日後)(国内の震度5強以下は省略)]
(14)16/05/08 04:05 √[45'264.6538924](元=2'048'888'892.00)
=[12台湾北部東岸沖D37km,M6.5▲,同D31km,M6.4-3▲,13台湾北部東岸沖D56km,M5.5,16茨城県南部D42km,M5.5-5弱▲【広域で震度4】(8日後),18エクアドル沿岸D32km,M6.7▲(10日後),19同D31km,M6.8●(11日後),27 12:44奄美大島近海D10km,M5.5,12:47同M5.5,13:08フィジーD572km,M6.4(19日後)]
(15)16/05/28 03:24 √[45'264.6538924](元=2'048'888'892.00) 【今回】
=[28 14:38フィジーD416km,M6.6▲,18:01三宅島近海D140km,M4.8,18:46サウスサンドウィッチ諸島(56.20S,26.89W)D72km,M7.2●,……??][←5/28 19:57追記]
★ 場所は不明ですが、国内(周辺)でも、とりあえず、10日後(6/7)程度迄は、念の為、【【厳重な警戒】】が必要と思います。
★ 熊本県南部のアメダスさんの電卓エラーから、熊本地震の再来の可能性が考えられますので、【 熊本県を中心とした地域 】では、【【【厳重な警戒】】】が必要と思います。
詳細はトチロー氏の「地震宏観現象と推測される事象研究(電気機器関連)掲示板」No.10888。http://www.arcadia-jp.org.uk/elec/elec1.html
by 埼玉「うさぎ」 (2016-05-29 00:27)
PCの一直線フリーズのその後について、非常に気になりますので、
お知らせ致します。
4/30 23:41頃、インターネット中、モニター液晶画面の右端より約13センチの位置で、ポインタが縦一直線しか動かなくなってしまった。
現行(3号機)PCでのフリーズ現象(後続地震はM6.8程度以上に限定。国内はM6.8未満でも震度6弱以上は含めた)
【01】15/10/16 21:27一直線フリーズ[縦](現行PCの初めてのフリーズ)
=[21バヌアツD127km,M7.1●,26ヒンドゥークシ(アフガン)D212km,M7.5●(死者360人以上)(10日後),11/7チリ中部沿岸D37km,M6.8●(22日後),11同沖D10km,M6.9●,同沖D10km,M6.9●(26日後),14薩摩半島西方沖D17km,M7.1-4●(USGS D10km,M6.7)(29日後),19ソロモン諸島D13km,M7.0●(34日後),25ペルー中部D600km,M7.6●,同D611km,M7.6●(40日後)]
【02】16/03/11 20:55一直線フリーズ[横](現行PCの2回目のフリーズ)
=[4/3バヌアツD35km,M6.9●(23日後),13ミャンマー北西部D134km,M6.9●(33日後),14熊本県熊本地方D11km,M6.5震度7●,同D8km,M5.8-6弱●(34日後),15同D7km,M6.4-6強●(35日後),16同D12km,M7.3-震度7●,同D11km,M5.9-6弱●,同阿蘇地方D11km,M5.8-6強●,同熊本地方D16km,M5.4-6弱●(36日後),17エクアドル沿岸付近D19km,M7.8●(死者654人,行方不明58人)(37日後)]
【03】16/04/30 23:41一直線フリーズ[縦](現行PCの3回目のフリーズ)…【今回】
=[5/19エクアドル沿岸D31km,M6.8●(19日後),28サウスサンドウィッチ諸島(56.20S,26.89W)D72km,M7.2●(28日後),……??]
★ 現行PC(3号機,HP社製,Win 7)は、15/7/22に購入した中古PCだが、今までトラブル等は殆どなく、快適に使用してきた。今回が購入後9ヶ月強で、3回目のフリーズ。
★ 上記の過去例では、40日後迄に、
【01】⇒M7.5以上が3個後続した。
【02】⇒M7.8が1個後続した。
★ 今回の【03】では、ほぼ35日経過の現時点では、M7.5以上地震が未発生となっている。
★ 場所は不明ですが、国内(周辺)でも、40日後(6/9)程度迄は、念の為、【【厳重な警戒】】が必要と思います。
詳細はトチロー氏の「地震宏観現象と推測される事象研究(電気機器関連)掲示板」No.10909。http://www.arcadia-jp.org.uk/elec/elec1.html
by 埼玉「うさぎ」 (2016-06-04 22:40)
埼玉「うさぎ」 さん、残念ながら私は、上記のような情報には興味はありません。
詳しくは以下を御覧ください。
●「酷い地震予知」に騙されるな
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2013-03-11
●動物は地震を予知しない
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
私はこれらを地震予知ではなく、「適当予知」と呼んでいます。
ぜひ科学的に、地震の話を考えましょう。
by MANTA (2016-06-14 19:49)