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ようやく夕日 -乗船レポート三陸はるか沖(13) [ シリーズ実況 Old..]


毎日毎日、曇りかガスっぽい(霧っぽい)日が続きます。
陸地も天気はいまいちなのでしょうか? 秋の涼しさも到来でしょうか?

それでもごくたまに、また不鮮明ではあるのですが、夕日が見えることはあります。
写真はそんな1枚。「これで?」と言われるかもしれませんが、こんな夕日でも見
えるだけありがたいです。

さらに先ほど、船から夜空を見上げたら、、、、満点の星空!!
あまりに星が多くて、どれが何座かよくわかりません。
どうやら空高くに天の川を渡るはくちょう座に、琴座・わし座が見えるようです。
北の空にはおおぐま座はもちろん、こぐま座も見えました。
西の水平線には、三日月が沈みかけ。月の黄金色の光が水面に揺れています。
水面は「みなも」と読んでいただければ幸いです。

忙しい1週間がようやく終わり、久々に静かな夜を迎えた調査船でした。
つづく。

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海の男 -乗船レポート三陸はるか沖(12) [ シリーズ実況 Old..]



1週間のご無沙汰です。大丈夫、生きています。まだ船の上です。
あいもかわらず、三陸はるか沖で調査中。

いやー、この1週間は忙しかった! あまりこのブログでは「忙しい」と
言わないようにしていますが、いろいろあった1週間でございました。
その様子はオイオイとご紹介するとして。

今日の写真は、いつもの海底観測装置の投入の様子。十文字のアンテナ付きのヤツ
です。このアンテナを使って、水中に流れている電流を測ります(正しくは電場)。
地磁気も測定しますので、この装置のことを「海底電位差磁力計」といいますが、
長ったらしいので英語略称の「OBEM」で通っています。

写真1枚目は投入直前の吊り上げ状態。船尾(トモとよびます)で釣り上げて、
このあと徐々に水面へつり下げていきます。装置が海水に半没したあたりで
ロープを引っ張ると、フックが開いて装置は水の中へと消えていきます。

写真2枚目はその瞬間!
右側の船員さんがフック開放のロープを引っ張っています。
頼もしいですね。海の男といった感じです。
これらの船員さんの経験と力で、海の研究は支えられています。
感謝、感謝。

まだまだつづくよ。

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