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続アナログなヤツら -乗船レポート三陸はるか沖(20) [ シリーズ実況 Old..]

調査乗船は終わりましたが、エピローグとして乗船中の写真をご紹介。
まずは船の上で見かけたアナログなモノ達。

アナログといっても、歯車仕掛けやアナログ回路で作られているわけではありません。
中身は超ハイテクなのですが、なんとなく「これって懐かしい」と思わせる装置が船の上には
多く見かけられます。どこか古き良き大航海時代を感じさせる、というと大げさすぎですね。

人間はパソコンなどを扱うようになったとはいえ、所詮は目・耳・口・手先・足先で機械からの
情報を受けたり、機械に指示を出したりします。まして船は即断即決が必要な場所なので、
アナログメータや大きなレバー・ボタンなどで船の装置類を操作するのは当たり前に感じます。
そう考えれば、きっと普通の工場とか街角にも「アナログなヤツら」はたくさんいるんでしょうね。
あと鼻を使った情報授受はあまりしませんねぇ。。。がんばれ、鼻。

さて最初の1枚は、羅針盤
080823-074850.JPG
電気式のコンパスで、中に磁石が入っているわけではありませんが、その外観は昔から
変わらないようです。これを使って、何度方向に併走する船あり!とか確認するようです。

080825-111338.jpg
むろん双眼鏡も必要。レーダーだけではなく、目視でも状況確認するのは当然のようです。

船の向きを変えるには、操舵輪を使います。これも大航海時代と同じ。
080823-075048.jpg
この操舵輪はブリッジ(艦橋)ではなく、後部操舵室のもの。
調査船「かいれい」は前だけでなく船尾にも操舵室があるのです。
ウィンチを使って海底へ観測装置を下ろしているときなどに使います。
そんな後部操舵室にライバル発見!

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