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投入だ -乗船レポート三陸はるか沖(4) [ シリーズ実況 Old..]



乗船レポートの続きです。毎朝早く、寝るのも遅い。
レポートも滞りがちですがお許しを。

やっとこさ、自分が持ってきた観測装置の準備が終わりました。
例によって例のごとく、十文字の長いアンテナ付きの海底観測装置です。
自重で海底まで落ちていきます。後日、超音波で指令を送ると錘を切り離して浮い
てきます。こういうタイプの海底観測装置を「自己浮上式」と言います。

今回も、海底で電気や磁気を測定します。場所は、三陸はるか沖。
日本海溝より海側の、斜面の傾斜地に設置します。

写真1枚目は、海底装置の吊り上げ直前。私自身はチェック作業を終えて
一番ドキドキしている時間帯です。

写真2枚目は、装置を海面に付ける瞬間。このあと、装置のつり下げフックを開放
して、海水中へ投下します。「レッコ」といいます。もとは「レッツゴー」だった
みたいです。船用語ですね。

めざすは水深5800mの世界。近くに段差100mほどの崖もあるけど、大丈夫かなぁ…
いや、大丈夫。いってらっしゃいー

つづく。

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