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プロローグ:地面に穴を掘ってみたこと、ある? [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]

「地下を探る」。
この一文からどんな絵が思い浮かびますか?

スコップやシャベルを思い浮かべる人、ドリルのついた大きな装置で地下を掘る様子をイメージする人、あるいは地下鉄や地下街を連想する人、いろいろだと思います。でも多くの人は共通して「穴を掘る」様子を思い浮かべことはできるようです。

◎ヒトは穴を掘る動物
子供の頃を思い出せば、誰しもこんな疑問を持ったことはあるはず。
「地面の下はどうなっているんだろう?」
「地下深くへ掘り進んでいったら、地球の裏側まで行けるのかな?」
…なんて思いつつ、砂場を一生懸命掘り返してみたり(でも夕飯の時間になってあきらめて帰る。そして次の日は、穴掘りのことを忘れて違う遊びに熱中)。あるいは近所の古い下水道が気になったことはありませんか? 真っ暗な出口が口を開けているけれど、その奥に進んでいったら何があるのだろう?(でも入る勇気はない)

そういえば全国各地には"伝説の洞窟"がたくさんありますね。例えば神奈川県の江ノ島には、そこから遠く離れた富士山までつながっていると言われる洞窟があります。昔も今も、地下の世界には言葉に表せないような魅力があり、同時にちょっとゾクゾクするような恐ろしいような感覚も潜んでいるようです。

Fig1s.jpg
図1 私が使っている「ある装置」。白色の棒状の装置です。

Fig2s.jpg
図2 その内の1本を地下に埋めた様子。
写真中央の白い部分の下に「ある装置」の本体が埋もれています。

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