アトランティスは日本にあった? [▼科学ニュース New!]
先ほどの記事「アトランティス大陸?じゃあないよ」に関連して。あらためてGoogle Mapを
見ましたが、以前と違って海底地形が割合に鮮明になりましたね。
例えば四国沖。
大きな地図で見る
海底のシワシワは、逆断層が作ったもの。フィリピン海プレート(上のMapでは
"太平洋"って書かれている)が日本列島に押し寄せてきてできたのだ。
東海地震や南海地震とも深い関係がある。
見ましたが、以前と違って海底地形が割合に鮮明になりましたね。
例えば四国沖。
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海底のシワシワは、逆断層が作ったもの。フィリピン海プレート(上のMapでは
"太平洋"って書かれている)が日本列島に押し寄せてきてできたのだ。
東海地震や南海地震とも深い関係がある。
アトランティス大陸?じゃあないよ [▼科学ニュース New!]
Google Earthという有名な地図ソフト(というか衛星・航空写真ソフト?)で、
「海底に沈んだアトランティス大陸が見つかった!」ことが話題になってます。
●アトランティス大陸の遺構? GoogleEarthで大西洋の海底にナゾの地形
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200902231142
大きな地図で見る
Google Mapでも見れます。緯度・経度は31 15′15.53N 24 15′30.53W。
どんどんズームアップしてみてください。
たしかに200km四方にわたって人工的な海底地形があるように見えます。
こういう地形は日本の近くにもあります。例えばこちら。
●2005年11月15日 三陸沖の地震(M7.1) (東北大学地震・噴火予知研究観測センター)
「震央付近の海底地形」(下の方の図)をみると南北に平行な筋状の地形が見えます。
地震もおきてますね。海底、地震、人工地形・・・なんか小説のストーリーのようです。
…が、科学は時としてあっさりとロマンを打ち消します。
「海底に沈んだアトランティス大陸が見つかった!」ことが話題になってます。
●アトランティス大陸の遺構? GoogleEarthで大西洋の海底にナゾの地形
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200902231142
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Google Mapでも見れます。緯度・経度は31 15′15.53N 24 15′30.53W。
どんどんズームアップしてみてください。
たしかに200km四方にわたって人工的な海底地形があるように見えます。
こういう地形は日本の近くにもあります。例えばこちら。
●2005年11月15日 三陸沖の地震(M7.1) (東北大学地震・噴火予知研究観測センター)
「震央付近の海底地形」(下の方の図)をみると南北に平行な筋状の地形が見えます。
地震もおきてますね。海底、地震、人工地形・・・なんか小説のストーリーのようです。
…が、科学は時としてあっさりとロマンを打ち消します。
研究会に行ってきたよ [▼研究実況 Now!]
研究者は年度末はとかく忙しい。シンポジウムが多いのです。
私も今週、あるシンポジウムに参加してきました。
シンポジウムでの議論の様子
シンポジウムといっても、このようにたいていは大学の講義室などをお借りして
開催されてます(もう授業とかも終わってますからね)。正直に言うと、大学は
年度末は卒論・修論で慌ただしく、研究所や企業は報告書作成で慌ただしいので、
「なぜにシンポジウムなどやって忙しさを加速するのだ!」と毎年思います。
ただ私の属する地球惑星科学分野の年間スケジュールを考えると…
私も今週、あるシンポジウムに参加してきました。
シンポジウムでの議論の様子
シンポジウムといっても、このようにたいていは大学の講義室などをお借りして
開催されてます(もう授業とかも終わってますからね)。正直に言うと、大学は
年度末は卒論・修論で慌ただしく、研究所や企業は報告書作成で慌ただしいので、
「なぜにシンポジウムなどやって忙しさを加速するのだ!」と毎年思います。
ただ私の属する地球惑星科学分野の年間スケジュールを考えると…
科学技術と生きてみる [ 科学コミュニケーション]
まずは異なる撮影者による、3枚の写真をご覧ください。
ただの紙コップですが…
近づいてみたり…
角度を変えてみると、見え方や役割がずいぶん違って見えます。
写真を撮るとき、対象物をためつすがめつして撮影しますね。
芸術の世界では一つのモチーフをいろんな目線で何度も描きなおすのは当たり前。
そうして多くの人に楽しんでもらえる作品ができあがります。
では科学はどうでしょうか?
ただの紙コップですが…
近づいてみたり…
角度を変えてみると、見え方や役割がずいぶん違って見えます。
写真を撮るとき、対象物をためつすがめつして撮影しますね。
芸術の世界では一つのモチーフをいろんな目線で何度も描きなおすのは当たり前。
そうして多くの人に楽しんでもらえる作品ができあがります。
では科学はどうでしょうか?