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査読とは(1) [ 連載 Old..]

先日、査読を引き受けた。大体数ヶ月に1度、査読を引き受けている。
さて「査読」とは何か? この巧妙な仕組みこそが科学のみならず学問の正当性を支えている
といっても過言ではないだろう。
(そもそもどれくらい昔からこの「査読」制度は存在するのだろうか? どなたかご存知であればお教えください)

辞書を引くと査読とは
「〔学術雑誌に掲載するかどうかなどを決めるために〕論文などを第三者が読んで評価すること。」
とある。そのとおりで、第三者に論文を評価してもらうことで、その論文の出版の可否がきまるのである。具体的にはどんなシステムなのか?図を見てほしい。

ごらんのように査読というのは、論文が出版されるまでの過程の一つであり、かつ最も重要な部分である。ここでは複数回に分けて査読とその実状をお送りしたい。
なお私自身は某学会の編集委員も務めさせていただいているので、その辺の悩みや悲哀も途中におりこまれることになるであろうがご了承いただきたい。

つづく。

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