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査読とは(1) [ 連載 Old..]

先日、査読を引き受けた。大体数ヶ月に1度、査読を引き受けている。
さて「査読」とは何か? この巧妙な仕組みこそが科学のみならず学問の正当性を支えている
といっても過言ではないだろう。
(そもそもどれくらい昔からこの「査読」制度は存在するのだろうか? どなたかご存知であればお教えください)

辞書を引くと査読とは
「〔学術雑誌に掲載するかどうかなどを決めるために〕論文などを第三者が読んで評価すること。」
とある。そのとおりで、第三者に論文を評価してもらうことで、その論文の出版の可否がきまるのである。具体的にはどんなシステムなのか?図を見てほしい。

ごらんのように査読というのは、論文が出版されるまでの過程の一つであり、かつ最も重要な部分である。ここでは複数回に分けて査読とその実状をお送りしたい。
なお私自身は某学会の編集委員も務めさせていただいているので、その辺の悩みや悲哀も途中におりこまれることになるであろうがご了承いただきたい。

つづく。

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ちゃめ

おー。さどく。
査読って、同じ分野の研究者がやるの?
それとも、違う分野(学会の枠の中でね)の研究者がやるの?
by ちゃめ (2005-11-05 20:50) 

MANTA

同じ分野の研究者がやりますよ。だって分野が違うと書いてある内容が理解できないもん(笑)。査読者も、査読を引き受けた後で「あ、自分の専門分野と違うなあ、よい論文かだめな論文かわからないなあ」というときは、査読を行わず「分野違い」として査読を断ることもできますよ。
by MANTA (2005-11-23 20:59) 

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