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妖精を探せ [ 続・海底鉱山]




今日も遅くまでの調査作業となりました。
水中ロボ「ハイパードルフィン」は朝8時頃から海に潜り、夕方5時頃には
船に戻ってきます。それとともにデータやサンプルも帰ってきますので、
そこからが研究者の仕事です(それまでも仕事なのですが)。

写真1枚目は海底にあった「培養器」。
(だと思います、専門外なので間違ってたらごめん)
ここで深海の微生物を繁殖させます。以前に設置した培養器を
ハイパードルフィンで回収して、どんな微生物が付着しているかを調査します。
今回の調査地域は「熱水噴出孔」。ここには変わった生物がたくさんいます。
写真にたくさん写っているのば(たぶん)ゴエモンコシオリエビ。カニじゃない
ですがエビとカニの間の生物?だそうな(以上、聞きかじり)。
熱水地域の中には太古から生き延びている微生物もいるらしいよ。

生物学者たちはこれらのサンプルがあがってくると寝る間を惜しんで夜遅くまで
(早朝まで)保存処理を行なっています(写真2枚目)。卓上には先程とは
異なるタイプの培養器。ここにはなんと、ヨウセイがいるそうです。
深海にフェアリーはいるのか??
(ヨウセイはなにか、変換候補から探してみてね)

写真3枚目はおなじみ、洋上の食卓から。
「なすの小舟焼き」だそうな。船の上で、船を食べる。
船の食卓というと男臭く、荒っぽいイメージがあるかもしれませんが、
こういう洒落た逸品も出るのですよ。
…しかしどこから食べたらいいのかな?

まだまだ調査は続きます。

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