この論文はリジェクトだ [ 地球温暖化を学ぼう]
私の連載「地球温暖化とエネルギー問題」の読者の一部は勘違いしているようだが、
私は地球温暖化が脅威だと言ったことは一度もないし、CO2が温暖化の要因だと言った
こともない。温暖化の真実を知りたいだけであり、温暖化問題懐疑派の槌田敦氏の話にも
耳を傾けている。その槌田氏、自身の論文が掲載されないからと気象学会を訴えたのだ。
●論文掲載拒否で精神的苦痛と提訴 日本気象学会に元大学教授(47News)
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052701000874.html
(以下引用)「二酸化炭素(CO2)の増加が地球温暖化の原因」との通説をめぐり、
因果関係が逆と唱えた論文の機関誌掲載を拒否され、精神的苦痛を受けたとして、
槌田敦・元名城大教授が27日、発行元の日本気象学会(東京)に慰謝料100万円を
求める訴えを東京地裁に起こした(共同通信)。」
掲載拒否(リジェクト)ということは「槌田氏が学会からの論文修正要求にちゃんと
答えることができなかった」ということを意味している(詳しくは"査読とは"を参照)。
それを訴訟を起こすとは、仮にも学者を名乗る者として恥ずかしい話である。
しかも、内容的にもこの論文の掲載拒否は当然の結果である。以下に解説しよう。
私は地球温暖化が脅威だと言ったことは一度もないし、CO2が温暖化の要因だと言った
こともない。温暖化の真実を知りたいだけであり、温暖化問題懐疑派の槌田敦氏の話にも
耳を傾けている。その槌田氏、自身の論文が掲載されないからと気象学会を訴えたのだ。
●論文掲載拒否で精神的苦痛と提訴 日本気象学会に元大学教授(47News)
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052701000874.html
(以下引用)「二酸化炭素(CO2)の増加が地球温暖化の原因」との通説をめぐり、
因果関係が逆と唱えた論文の機関誌掲載を拒否され、精神的苦痛を受けたとして、
槌田敦・元名城大教授が27日、発行元の日本気象学会(東京)に慰謝料100万円を
求める訴えを東京地裁に起こした(共同通信)。」
掲載拒否(リジェクト)ということは「槌田氏が学会からの論文修正要求にちゃんと
答えることができなかった」ということを意味している(詳しくは"査読とは"を参照)。
それを訴訟を起こすとは、仮にも学者を名乗る者として恥ずかしい話である。
しかも、内容的にもこの論文の掲載拒否は当然の結果である。以下に解説しよう。