SSブログ

気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない [ 地球温暖化を学ぼう]

さて前回の続きである。
地球温暖化の原因としては、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの影響が指摘されて
いることはTVなどで皆さんご存じだろう。たとえば、下記のサイトを見てお分かりのように、
過去40万年の南極の気温とCO2の濃度には、大変よい相関関係がある。

●Changes in Carbon Dioxide and Temperature (U.S. EPA)

図の右端でCO2濃度がグインと上昇している。

詳しく見ると1850年以降上昇しているようだ。
●過去250年間の大気中二酸化炭素濃度の増加の様子
 (東北大学大気海洋変動観測研究センター)
http://tgr.geophys.tohoku.ac.jp/observation/co2
「この割合なら、これから気温は10度以上上昇するのでは?」などと思ってしまう。

しかし相関関係があるからといって、CO2が地球温暖化の要因といえるだろうか?
最近面白い説がインターネット上を賑わしている。それは…
「CO2濃度の増えたのは人間活動のためではなく、気温が上昇したせいだ」

その一例をこちらにあげる。
●地球温暖化バブル(池田信夫 blog)
 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51294058.html

常識とは異なり、地球温暖化が起きたのでCO2は増えた、というのである。
本当だろうか?

続きを読む


nice!(7)  コメント(113)  トラックバック(8) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。