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大気海洋研究所 [▼研究実況 Now!]

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昨日、東京大学大気海洋研究所などの研究成果を紹介させて頂きましたが、
つい先日、この大気海洋研究所を訪問しました。

東京大学と言えば「赤門」「本郷」「文京区」というイメージが
強いのですが、大気海洋研究所は千葉県柏市にあります。


実は今回、はじめて訪れた(!)のですが、キレイで広い!
以前は中野のあたりにありました。あの頃はよく訪問していましたが、
柏キャンパス移転後に訪れたのは初めて。ここも京大桂キャンパスと
同じで、理工系は郊外に立派なキャンパスを構えがちな昨今だよね。

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この日は某海底研究集会に参加。
海底資源の話や懇親会、航海打ち合わせと盛りだくさん。
有意義な一日でした。

しかし資源って難しい。いま話題なのは海底熱水鉱床でして、海底で熱いお湯
(乗っ取りと熱水)が噴いているところでは、金属資源(金銀銅など)が自然と
集まっている場合があり、宝の山の可能性がある。

現在、多くの研究者(私も)は「海底熱水噴出地域」が鉱床かどうかを調べています。
熱水が噴いていればかならず鉱床(金属資源が豊富)とは限りません。
なかにはプレゼン内で熱水地域のことをすべて「熱水鉱床」と呼んでいる先生も
おられますが、事はそう単純ではない。「鉱床」と呼べるかどうか皆慎重に必死に
調べているのが実情ですから、あまり軽々しく鉱床々々と言われると… (-_-;)

ちょっとした言い方の違いですが、科学では言葉が大事。これ、昔は思いも
しなかったなぁ。高校の頃は国語が苦手で「国語のテストがなくなれ!」と
願ってた私。(社会も苦手だったよ)
あの時の私へ。国語も社会もいずれチョー必要になるよー

海底研究の話に戻ると、いろいろと興味深い「途中成果」が聞けて、
非常に勉強になりました。主催者の皆様、お疲れ様でした!

おまけ:
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テレビで有名やけど、大気海洋研究所の1階にはお寿司屋さんがある。

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お店の外観。写真右側の幌馬車みたいなのは、どうやらテラス席らしい。
この日は食べれんかったけど、また次回、挑戦だ。 
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