身近な人の本心に気づかないことってあるよね

なんか、人気ドラマの最終回で、波紋が広がっているみたいですね。
●天才的頭脳の右京がどうして見抜けなかった？　
　「相棒」ぶち壊し最終回にネット上に怒りの声が溢れる
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150319-00000004-jct-ent

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このドラマ「相棒」では、天才（かつ変人の）刑事と、若手の刑事がタッグを組んで
難事件解決に挑むのですが、すでにシーズン13とのこと。TV朝日が誇る
長寿命、人気ドラマです。私も見たことはあります。水谷豊演じる右京刑事は、
普段は物静かなのですが、犯人と対峙するときだけ大きな声でどなったりします。
そのギャップがいいんですよね。

さて長寿ドラマとなると、最終回にも一工夫必要だったのでしょうか？
上記Yahooニュースの記事によると、こういう終わり方だったそうです（ネタバレ）。
・相棒の若手刑事は、実は犯罪者。
・世の悪党（と認定したヤツ）をかってにシメていた（暴行犯）。
　※ちょっとデス・ノートっぽい
・天才刑事は相棒と3年間も一緒にいながら、犯罪を見抜けなかった。
・最終回以外では、若手刑事のダークサードは描かれていなかった。

なるほどねぇ、天才刑事なら「あれ？こいつなんか影があるぞ？」って気づいて
当たり前じゃないか！っていう批判が視聴者からでてるらしい。
でもね、身近な人の犯罪の匂いって、意外とわからないものです。
多くは語りません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150319-00000003-jij-soci

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ドラマの話に戻ると、結局は右京刑事や周りの同僚、家族などは、みんな若手刑事
の影に気づかなかったわけです。その分（距離が近ければ近いほど）、彼が逮捕された
ショックは大きいでしょう。なんとも表現しがたい悲しみです。

推理小説の場合も、最後まで読み進めて、ようやく犯人が誰だか分かるという展開
は多々あります（例外有り：刑事コロンボと、そのオマージュたる古畑任三郎）。
小説の登場人物全員を疑い出したら、本のページはちっとも前に進みません。
そういう時は、ある程度「仮説」が必要で、仮説を検証しながら推理することに
なります（この辺りは科学的研究と似ている）。
「まさか身内が」という判断がドラマ「相棒」の天才刑事の脳内にあったとしても、
不思議ではないでしょう（そういう描写が最終話にあればよかったのかもね）。

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それにしても、右京刑事のキレッキレぶりが醍醐味のドラマなのに、
最終回がこれじゃあねぇ。正直いえば、ネタが切れたってことかしら。。。
長寿ドラマって大変。。。続編（シーズン14）はどうなるのだろう？

あ、あれじゃない？
俳優を一新して、何もなかったかのように新シリーズを続けるのはどう？
定番のシーンはそのままに。あのドラマみたいに、ね。

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