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宗谷、また会う日まで [▼研究実況 Now!]

前回の、船の科学館南極観測船「宗谷」の続きです。
「宗谷」の中をウロついてみます。

船内の通路はこんな感じ。ちょっと薄暗くて、ケーブルやらパイプやらが張り巡らされています。
P8220270.JPG

船室は少し明るくて、こんな感じ。
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なにやら語り合うマネキン。1人が2段ベッドで、1人はソファー。
仕事後の”リラックスタイム”の光景は、古い船でも新しい船でも同じです。
ふと傍らの壁を見ると…
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どなたかの落書き。日付は「昭和」53年かな?だとすると32年ほど前。
ちょうど、宗谷が退役した年ですね。とするとこのサインをされた研究者?も
いまは60歳ちょいかな?宗谷を再訪することはできたのでしょうか?

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こちらはお風呂。これはいまの調査船のとさほど変わらないね。
おそらくは海水風呂だったのでしょう。女風呂は…当時はなかったんでしょうね。

そのお隣は一等航海士の部屋だけれども、
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暗すぎる!!航海士のマネキン、船の模型見ながら思いつめすぎだ。
しかし今もだけれども、当時の南極調査船の航海士は、どんな気持ちで
氷山漂う南氷洋に臨んでいたのだろうか??
一方、いまの日本人はそんな冒険心を忘れてしまってはいないだろうか??

たとえばこの無線室。
P8220280.JPG
おびただしい数の無線機! しかし南氷洋ではこれが命綱。事実、何度か南極の厚い氷
に閉じ込められかけたが、ソ連や米国の砕氷船に助けてもらっている。その時、この無線機
で助けを読んだに違いない。ところが、いまはどうだろうか? 無線機はコンパクトになり、
使いやすくなった半面、壊れてしまうと船の上での修理などできないのではないだろうか?
これでは冒険に出られるはずもない。

そんな、ゴーイングメリー号「宗谷」は当然、医務室も完備。
P8220278.JPG
そしてここにもマネキン。しかし逆にコミカルに見える。
「手術の準備だ!」
「先生、僕、歯が痛いだけなんですけど」

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さて船内を一回りしたので、外に出てみた。
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「宗谷」の横っ腹。なんか階段みたいに2段階になってる。これで船体に多少の氷がぶつかっても
大丈夫な仕組みなのかなぁ?

お尻に回ってみた。
P8220299.JPG
「SOYA」の文字。その上の四角いステージは、ヘリポートです。
いかにもあとから無理やり乗っけた感じだ。

最後に遠景で。
P8220314.JPG
お台場フジテレビを背景に。

はあ、堪能しました。「宗谷」のお隣には青函連絡船「羊蹄丸」もありましたけど、
残念ながら時間切れ。駆け足で見て回るのが精いっぱいでした。
船の中になぜか駅のホームとかあって面白かったけど、ちょっとなぁ。。。

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そんなこんなで、名残を惜しみつつ、水上バスでお台場をあとにしました。
P8220360.JPG
レイボーブリッジの下。土木モエー。

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はるかにビル群と東京タワーを望む夕暮れ。
お薦めのコースです(下記に時刻表などがありますよ)
http://www.suijobus.co.jp/cruise/station/kaihin_kouen.html

おまけ:最後にクイズ
P8220336.JPG
ここはどこでしょうか?


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コメント 3

sou

マネキンが・・・(笑)
あったほうがいいんでしょうか(^^;
by sou (2010-03-18 15:55) 

MANTA

souさん、まあないよりは良いと思いますが…  名古屋にあった「富士」の
人形の方がそれっぽかった気がします。あちらもまた行ってみたいなぁ。
by MANTA (2010-03-19 19:10) 

MANTA

あ、ちなみにクイズの答えは、「湾岸署」です。踊る~のセットではありません。
最近できた、本物の警察署です。なかに青島刑事がいるかどうかは不明。
だけど、このときは○りピーがいましたよ。だから脚立がたくさん置かれて
いるのである。置き傘ならぬ、置き脚立。
by MANTA (2010-03-26 20:24) 

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