南極のオレンジの船

津波やら忙しさやらで、また間が空いてしまいましたが、昨年夏にお台場散策時の
写真の残りです。連邦の白いやつとか、木馬とかを見ていて目に入ったのがこちら。


南極のオレンジのやつ。っていうか、船の科学館に行くと一緒に見ることができる、
いや、むしろこちらが本命と言ってもいい、初代南極観測船「宗谷」。


御歳、70ウン歳のお婆ちゃん船ですが、その歴史は輝かしく。もちろん日本として
初めて南極大陸へ行った船ですが、その前は帝国海軍の船だった頃もあるのだ。


火気厳禁！とこれほどでかく書かれた船も珍しい。


そのブリッジ（操舵室）に登りました。


まだまだ動きそうな、機関制御盤。文字が独特でよいですね。


舵を握ってみた。「なに！左舷前方にアイスパック！？面舵！」


ブリッジからの眺め。この向こうに南極大陸を臨んだのね。
いまは後輩である海上保安庁の「若手」測量船を、やさしい眼差しで見つめています。

さて、もっと船内も見ていきますか？　そこで見たものは！？　→　つづく。
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おまけ：船の科学館の周りにあった深海潜水装置たち。前回紹介しそびれた。
まずは潜水調査船「たんかい」(1979)。水深200mまで潜航可能。

でも、ほぼ「ボール」だね、ボール。

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こっちは深海潜水艇「PC-18」(1981)。ますますボールだ。


こちらは海底ハウス「歩号II世」。実際に水深8mに3年以上設置されていたらしい。
うん？中にいるのは…　　あれだ！！　U字工事だ！！　ごめんね、ごめんね～

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コメント 5

船内の続きが楽しみ～。
そのあとには、「津軽海峡冬景色～」の紹介もあるのかな？
でも、ボールに似た潜水球は驚き。
初めて知ったよ。
黄色と赤の初代「しんかい」（６００ｍまで潜れるやつ）しか知らなかったから、新鮮。
フランスだかアメリカの潜水球よりも洗練されている？
by Working Dad Oversea (2010-03-11 01:13) 

Working Dad Overseaさん、船内の続き、Upしました～

＞でも、ボールに似た潜水球は驚き。
＞初めて知ったよ。
70-80年代は、いろいろな潜水艇を作っていた時期があったんですね。
初代「しんかい」も見てみたいですね。たしか呉にあるとか？


by MANTA (2010-03-16 18:16) 

帝国海軍の船、そうだったのですか。
by アヨアン・イゴカー (2010-03-18 22:51) 

＞帝国海軍の船、そうだったのですか
だそうですよ、アヨアン・イゴカーさん。まさに冒険の歴史ですね。
by MANTA (2010-03-19 19:10) 

追記：
なんと、宗谷はまだ「現役」だそうです。船の船籍は残っていて、
「展示」ではなく「係留」としてあるそうですよ！
→南極観測船「宗谷」（ぶんちょう庁長官（withつぼ）のブログ）
　https://blogs.yahoo.co.jp/buntyoutyoutyoukan/39101361.html

ほぇ～、まじか。しかも宗谷は今年２月で、満80歳を迎えるらしい。
おお！　80歳記念で動かそうぜ！！
（ラジコンボートのように簡単にいってみる）
by MANTA (2018-01-09 17:26)