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国の借金、返せるの? [▼科学ニュース New!]

選挙、おわりましたね。結果はご存じの通り、自民党の惨敗でした。
自民・民主の両党がこれからどんな政策が打ち出すのか気になりますね。

特に、国の借金。膨大らしいって知ってましたけど、凄いみたい。
財務省は8/1、借金の状況をリアルタイムにわかるようにホームページに
「借金時計」をおいたけど、アクセス過多で公開停止中だそうな。
借金の表示すらできないなんて…
●借金時計、2時間半で停止=アクセス増に耐え切れず-財務省
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000118-jij-pol

代わりに404 Blog Not Foundさんのブログパーツを張っておきます。
(リロードする度に借金が増えます)
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50651417.html


でいくらかというと800兆円ほど!
●834兆円の返済計画はどうなっているの? (「R25」ネット版)
 http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200707261102

しかも借金は年間30兆円ずつ借金は膨らんでいるらしい。
・なぜ借金は増えたのか?
・そのお金はどこに使われていまどうなっているのか?
・消費税を今上げないと、どんなことになるのか?
・借金がこれより増えると、日本の国際的な立場はどうなるのか?
といった問題は今回の選挙では与党からも野党からもほとんど語られなかった。
もう消費税率アップしか打つ手はないようなので、どの党も選挙でこの問題に触れない
のは当然といえば当然だけど、それでよかったのだろうか?
年金は年あたりの「総収支」が25兆円ほどで、こちらも小さい額ではないけれど、
出て行くばかりで返せる目処のない30兆円のほうが私は怖いなぁ。

もはや安倍さんが辞める?辞めない?とか、衆議院解散?とかはどうでもいいや。
「おぼっちゃま」を叩くのはこれくらいにして、もっと実のある政策議論をしよう!

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ほんとはこの記事では、選挙にあたって各党のマニフェストに書いてあった科学技術政策
をあげてみようかなと思ってたけど、そんなお気楽な気分じゃなくなっちゃった。
借金返すんだから、海や地球の研究なんて10年間凍結、ってことがないとも限らないよね…

おまけ:リアルタイム財政赤字カウンター
 http://www.kh-web.org/fin/

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借金時計のニュースも情けなすぎて泣けたけど、日本の借金の額ってこんなに…もう涙も出てこないです。はああ(ため息)。
それはともかく、論文執筆ウィーク、がんばってくださいね。
by (2007-08-05 00:15) 

MANTA

- ねぇ、どうやって返すのだろうか?
っていうか、一国民としてはこの10年くらいでそんなに借金した記憶は
ないのだが…(一人あたり600万やで!)

論文もあるいみ借金返済のような物です。お国の税金を使ってやった
発見をきちんと後世に残す作業。というか私の「夏休みの宿題」です。
人様のことはいえませんわ。がんばります。
はぁ、実況もすこしするかな…(あまり乗り気でない)
by MANTA (2007-08-05 09:02) 

ちゃめ

 夕張市並みの破綻状況らしいね。
 民間企業なら三回ぐらい倒産できるか?

>・そのお金はどこに使われていまどうなっているのか?

 Manta 氏の財布に入って、東京海洋大学のカツ丼に消えた(笑)。

 まぁ、冗談はさておき、消費税を上げる以前に、歳出の削減を徹底するべきでしょう。
 歳出削減の一つに、人件費(直接・間接含む)の圧縮が入ってきますね。
 自らの身を切る選択を、官僚にできるかどうか?

 もちろん、人件費の圧縮だけでは借金は消えないので、枝葉の問題と言えばそうなんだけど、税金で禄を食む方が「国の借金」を取上げられたので、敢えて突っ込ませてもらいました。

・参考
 夕張市の対策
http://civilsociety.seesaa.net/article/28358172.html
 破綻した地方小都市の事例なので、国とは直接比較はできないが、参考まで。

・温故知新
 日露戦争の前、臥薪嘗胆を誓った日本では、敷島級の戦艦を買うために、国家公務員が給与の一部を返上し、国に収めたそうです(言い出しっぺは明治天皇で、宮廷費の一部を国に返上した。これだと、戦前の日本では従わざるを得ないね)。

 まぁ、日本古来の「官のための行政(※)」という思想を、根本から改める必要があるでしょうね。
 増税はそれからにして貰いたいものです。

※:
・仕事のために新たな仕事を作る。
・何かといえば第三者機関を作って、どんどん天下りポストを作る
・官は間違えないし、ミスを犯さないという前提
・投資や事業の失敗を税負担で解決する → 責任を負う事は永遠にない
by ちゃめ (2007-08-05 12:27) 

MANTA

>Manta 氏の財布に入って、東京海洋大学のカツ丼に消えた(笑)。
そういうことなんです。
これで研究者が世間に何もお返ししなければ、無能な役人と変わりません。
じゃあ、なにが必要でなにがいらないのか?
高速道路はもういらない、立派な橋も公共建築もいらない?
郵便局もいらない、大学や研究所もいらない、博物館・美術館もいらない、
役人もいらない、政治家もいらない、警察も軍隊もいらない、
税金もいらない、国もいらない。市場原理の元、みんな自由に暮らせ?
まあ極端な反例ですが、選挙期間中、この辺の議論があまりなされなかった
のが残念です。でもいずれ、そう遠くないときに激論が交わされるでしょう。

私個人に話を戻せば、研究をして発見することは無論、それを伝えることが
研究の必要性を理解してもらう際に重要だとおもっています。海や地球の
研究はすぐに役立つモノもあるし、あるいは子供や孫の代になってようやく
役に立つモノもある。非力ながらそれを伝えられたらと思っています。
その上で、海の研究は不要と国民が考えるのであれば、やむをえません。
by MANTA (2007-08-05 18:29) 

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