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乗船レポート(4) 〜ディープ・トウ〜 [ シリーズ実況 Old..]

調査7日目です。OBEMは投入してしまいましたので、もう船の上にはありません。次に調
査に使用するのは深海曳航体「ディープ・トウ」です。ディープ・トウには深海カメラや
深度計、高度計、塩分濃度計、温度計などが搭載されていて、深海6000mまで潜れます。

ディープ・トウにはエンジンやプロペラはついていません。これを船で海底に吊り下げて、
引っ張りながら航走します。カメラ映像を船上で見ながらディープ・トウの高度を5m程度
(!)にキープして走ることができるので、海底を広く観察することができます。映像見
てると海底にぶつかりそうな気もしますが、そこはオペレーターの方がうまく操作をされ
ています。

写真1:着水前の点検中のディープ・トウ
写真2:同型のディープ・トウ(JAMSTECホームページより)←いい写真がなかった…

これで海底を撮影しつつ、さらに海底電気探査という調査も実施します。
つづく。

※この記事の続きをよむには下記を御覧ください。
 http://obem.jpn.org/field044.html
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コメント 2

ちゃめ

ども、いい航海が続いているといいね。
素朴な疑問、いいっすか?

様々な観測機器や機材が登場して、こちらの興味をそそり、また知識が深まっていくのですが、活躍する観測機器たち、塩水につかるわけで当然、錆びたりしますよね。

その辺のメンテナンスって、どんな感じなのかな?
と、展開されるシーンの背景を想像してみたりして(笑)。

では、よい航海を!
by ちゃめ (2006-02-27 14:30) 

MANTA

そういう「日常的な調査乗船の様子」を書きたかったのですが、なかなか(苦)>ちゃめさん
調査機器は錆びます。すこしでも錆びないようにするために、船上に回収したら真水で海水を洗い流します。自分的には「よく無事に帰ってきたね!ほらシャンパンシャワーだ」って感じで、水をかけております。
そのあとで、はずせるパーツははずして真水を張ったバケツなどに浸しておきます。こうして隙間の塩分もできるだけ除去します。
by MANTA (2006-03-18 20:10) 

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