1940~70年頃のプチ寒冷化の原因は? [ 地球温暖化を学ぼう]
前回の温暖化関連の連載で、1900年以降の気温の上昇トレンド(=地球温暖化)は
おそらくは近年の工業化に伴う現象であろうと書きました。でもよく見れば1940~70年
頃は気温が上がらず、むしろ下がり気味。
グラフ1:前回連載記事のグラフに加筆。
1940~70年頃のプチ寒冷化+その後の気温急上昇部を緑に塗ってみた。
今回は、このプチ寒冷化の要因を推理してみます。見た目は大人、中身は子供!
まずプチ寒冷化は北半球では顕著ですが、南半球ではそうでもありません。
ということは、このプチ寒冷化は北半球に原因があると考えられます。
前回、長期的に地球の気温を変動させる主な要因は3つと書きましたが、北半球だけを
プチ寒冷化させそうなのは2)太陽光を反射する物質(氷・雪・雲など)の増減です。
1の太陽から届く光は北半球と南半球では同じですし、3の温室効果ガスのうち
CO2は北半球でむしろ増えています(こちら)。
「そんな証拠あるのか?」
おそらくは近年の工業化に伴う現象であろうと書きました。でもよく見れば1940~70年
頃は気温が上がらず、むしろ下がり気味。
グラフ1:前回連載記事のグラフに加筆。
1940~70年頃のプチ寒冷化+その後の気温急上昇部を緑に塗ってみた。
今回は、このプチ寒冷化の要因を推理してみます。見た目は大人、中身は子供!
まずプチ寒冷化は北半球では顕著ですが、南半球ではそうでもありません。
ということは、このプチ寒冷化は北半球に原因があると考えられます。
前回、長期的に地球の気温を変動させる主な要因は3つと書きましたが、北半球だけを
プチ寒冷化させそうなのは2)太陽光を反射する物質(氷・雪・雲など)の増減です。
1の太陽から届く光は北半球と南半球では同じですし、3の温室効果ガスのうち
CO2は北半球でむしろ増えています(こちら)。
「そんな証拠あるのか?」