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やっぱし、対面がいいわ(物探学会@高松) [▼研究実況 Now!]

昨日は、お世話になった先生(修士時代の恩師)のご退職のお祝いの会でした。
新型肺炎感染対策のため、オンラインでの会合となりました。
大変すばらしい会でした。幹事の皆様、お疲れさまでした!!

オンラインの会も良いのですが、後日また、対面でも会ってお祝いしましょう!
ということにもなりました。やっぱり、直接会って、モロモロ話ができるのが
いいですよね。

思い出話だけでなくて、学術的な議論や相談なども、込み入った内容になると
やっぱり対面実施がいいです。それを強く感じたのが、昨年秋に高松で
開催された学術講演会でした(物理探査学会@高松)。

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高松といえば、うどん!!(お昼ごはん)

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2年ぶりに対面参加での学術講演会が実施されました。オンラインでの
参加も可能だったので、いわゆるハイブリッド方式での講演会ですね。

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会場はなかなかの賑わい。感染対策もバッチリです。
(会場や、香川県・高松市の指導の元で実施されました)

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こちらはポスター発表。

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ポスターを前に、議論をしている学生たち。

そうなのです、若い学生たちにとっては、初めての対面での講演会。
オンラインでは実感が沸かなかった「学術の交流の場」へのデビューが
やっと叶ったのです。どの学生もとても嬉しそうです。良かったね!!
(ちなみに講演会終了後の夕方、学生向けの交流会も開催されました)

若者だけではありません。いい歳をした研究者たちも、互いの再会を喜んでました。
まるで戦友のように。まあ、ある意味、コロナウイルスとの戦争なんですね。
懇親会などがないのはちょっと寂しかったですが、他の研究者の生の声を聞き、
雑談を交えながら学問やビジネスの話ができたのは、対面のいいところです。

そして、学術講演会への行き帰りも、また素晴らしい。
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瀬戸大橋を渡る電車の車窓から。

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瀬戸内の島々が、本当に美しい。

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 ※クリックで大きくなります。

子供の頃は、瀬戸内海はただの小さな海だと思っていましたが、
近年は「もしかしたら世界でも、最も美しい海の風景の一つではないか?」
と思い始めています。

久々の対面での学術講演会で、コロナ禍で失った様々なものに気付きました。
単に学術的な情報を集めるだけだったらば、オンラインのほうが気楽で便利
です。また遠隔地からも参加がやりやすいというメリットはあります。
他方、人と人とが意見を交わすには、オンラインでは限界がありますね。
2つを混ぜ合わせたハイブリッドが、21世紀のスタンダードになって、
いいとこ取りができるといいですね!!

※そんな、物理学会の学術講演会はこの春(6月)にも開催されます。
 対面+オンラインのハイブリッド方式です。
 現在、発表申込みを受付中です。締切は今日!!
 https://twitter.com/segj_PR
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