ふるーーい友人からのメッセージ

インターネットは、まじで凄い。
もう何年も連絡を取り合っていない友人から、ある日ふと、連絡が来たりする。

たとえば、ここ数年、東京や京都で「科学バー」に登壇させてもらって、
科学の話を飲みながらする（というか、飲みながらみんなで好きなことしゃべる）
という素敵なイベントに参加させてもらっているが、そのキッカケも電子メールだ。
（ちなみに私の電子メールアドレスはホームページにさらしている）

あるいはFacebookユーザの方々は、ふるい友人からのメッセージなどは
比較的珍しくないかもしれない。そう、先日、私のもとにもFacebookメッセージが
届いたが、目を疑った。


・・・中学の時、めっちゃ仲良かった友達やん！

あれから何年経っているのだろうか？
中学卒業後、高校は別々だったがなんどか会って話をしたのを覚えている。
大学になったあとも一度、二度 会っただろうか？
しかしその後、お互いに忙しくなり、会うこともなくなったし、当時はまだ携帯電話が
なかったから番号やメアド交換なんてこともしていなかった。

そんな彼から届いたFacebook経由でメッセージが届いた。
驚いたし、めちゃうれしかったし、なにより懐かしい。
彼からは写真も届いた。


・・・ワシの本やないかい！
そしてこんなメッセージも。


ありがたや。彼は沖縄の海を見に行く前に、私の拙い本を買ってくれたのだ。
（そしてそろそろ戻ってくる頃かも）

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ふと思う（まあまあな頻度で最近、ふと思う）
私はなんで大学とかで教育とか研究してるんやろう？　なんでこんなにいろんな
雑用を引き受けてるんやろう？　なんでブログなんて書いてるんやろう？
本だってヒーヒーいうて書いたところで、大して誰も目に止めない。
なんでこんなにバタバタと忙しんやろうか？

かっこ良く言えば、国民のため。これから次世代を担う若者のため。
あるいは世界の誰も見ていない知識の地平を自分で切り開いていく満足感のため。

まあそんなふうに、かっこ良く行きたいが、実のところはこうして古い友人に
「お、あいつ、まだ生きてるやんか」
と思ってもらえるだけでも、いろんなことやっててよかった、って思う。
まあ、かしこまらなくても、私が生活している目的ってそんなところなのだ。

さてこれから都内で会議だ。原稿の締切も相変わらずたんまり抱えている。
がんばりますか！