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先輩と後輩 [▼研究実況 Now!]

1月末。もとい、2月になりました。
(おそらく日本中の)大学は、卒業論文や修士論文の作成で大忙しの時期でしょう。

写真は、大学院博士後期課程3回生(右)が、研究室の後輩(学部4回生)と、
ある理論について議論している様子。
DSC_0015.JPG

さりげない光景であるが、感慨深い。
博士後期課程3回生ということは、学部4回生で研究室に配属されてから5年ほど
経っている計算だ。私自身、いまの大学に着任して5年と4ヶ月ほど経過したので
計算は合う。

もちろん1年の差があれば先輩・後輩関係はできるのだが、先輩が自分の知識を
後輩に教えられるようになるには、先輩側にそれなりの修行が必要である。
やっぱ 5年くらいは待たないと、人や文化は育っていかないのだ。
そう思うとちょっと感慨深い、というわけだ。私自身にとっても、研究所で研究をしていた
頃と今とでは、やはりこの「伝えていく」という部分が大幅に違う。やっとここまで来た
と思うとともに、私自身も次のステージへと進まねば(進めなければ)ならない。

さて、この写真は1月半ばの撮影。
先輩から教わった後輩達は、いよいよ今週が卒論発表だ。
卒論のプレゼンと執筆、頑張ってね。
あと修士のみんなも頑張ってね。
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