ダーウィンでの夕日

のんびりした本ブログとしては、怒涛のライブ更新（？）をおこなった先週でしたが
いかがでしたでしょうか？　海外の学会って、あんな感じのオープンな雰囲気です。
国内は、、、ちょっと暗いかなぁ（苦）？

写真は先日もUPしましたが、公園の野鳥。

ね、首が長い。なんという鳥だろう？
いずれにせよ、南半球の孤立した大陸にいる鳥だから、
日本ではみられないんでしょうね？


こちらはダーウィンの夕日。
最終日のConference Dinner（と書いて打ち上げと読む）のシーサイドレストランから。
当初、このDinnerは60ドルで有料だ！との情報をうちの学生が仕入れてきて、
そして学生たちいわく「、、、お金がないので、Dinnerにはいきません」とのこと。
ここは一つ、太っ腹で「なにをいってる！そんなのオレが払ってやる！」と言いたかったが
60ドルx4名＋私自身＝約30000円の出費には耐えられず…
すまん、お前たちのぶんも食って、我が研究室を宣伝してきてやるぜ。

…しかし実際に会場に着いたら、どうも無料らしい。
しまった、無理言って、学生たちも連れてくるんだった…
と思ったら。ちゃっかり参加している。あれ？お金がかかるからやめたのでは？
すると学生たち、「いやー、みんな参加するようなので、もしかしたらタダかな～と」
まさに鼻で嗅ぎ分けてチャンスをものにする若者たち。っていうか、君たちが
最初に「有料だ」といっていたわけだが、、、いずれにせよ、良かった、良かった。

その後のDinnerは大盛り上がり。アボリジニの方の演奏は素晴らしいし、
（いつ息継ぎしていたのだろうか…）　オーストラリアのスタッフのかたの
ホスピタリティも素敵。面白かったのが優秀スライド発表賞と、優秀ポスター発表賞。
「どの発表も甲乙つけがたく、素晴らしい発表で…」うんぬんと続くのは国内外共通ですが
・優秀スライド発表賞＝1分間のスライド枚数が最多の発表が受賞！
　（1分間平均でなんと3.5枚！　12分のプレゼンにスライド40枚以上！）
・優秀ポスター発表賞＝限りなく白黒なポスターでの発表が受賞！
　（このカラー印刷の時代に！）
という冗談ぶり。トロフィーなども冗談いっぱいで、会場は大盛り上がりでした。


写真のラストは、ケアンズ空港を飛び立った直後。
ダーウィンから日本への直行便はなく、帰りはケアンズを経由して帰りましたが、
飛び立ってすぐに沢山のサンゴ礁が機体の下に見えました。
ああ、これが有名なグレートバリアリーフなのね。
同様のサンゴ礁が延々と（点々と）眼下に続くさまはとても綺麗でした。
いいなぁ、オーストラリア。

またこよう。前回にオーストラリアに来たのが20年前だから、次回は2030年ごろ？
いやそれより早く、今度は遊びで来ることにしよう！

コメント 2

独特な形をした鳥さんですねー。体型はキジみたいだけど頭部とくちばしの形は違う感じ。さすがオーストラリア。おもしろいですね。
学会後のハジケっぷりが楽しそうで拝読していてこちらも楽しくなってしまいましたよー。
温暖化問題、なんだか議論が難しげな感じなので敷居が高いですが、もう一度最初から読み直して理解したいと思いますです。
by 素風 (2012-08-13 16:16) 

素風さん、温暖化の話は小難しくなっちゃいましたね。
もっとわかりやすい記事を付け加えたいと思っています。

鳥はどうやらムギワラトキというようです。日本のトキと親戚かしら？
http://blog.goo.ne.jp/inpre-anac/e/35b3cc547d9ff3c771d0e8eb51fc3ef2
by MANTA (2012-08-23 07:04)