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学会会場の雰囲気 [▼研究実況 Now!]

アメリカから帰国しました~ でも時差ボケでこんな時間に起きてしまう。
前回の記事だけでは本当に学会に行ったのかどうか疑わしい(?)ので、
米国地球物理学連合(AGU)発表会の雰囲気も紹介しましょう。

こちらが会場。旗がかちょええ。
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 カリフォールニア!!

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会場周辺の街灯にも旗が立っています。AGU Fall meetingへの参加者数は
1万人くらいだそうで、この時期は街に地球物理学者があふれます。
ちょっとした”地球物理学祭り”です。

それではポスター会場へ。
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入口はこんな感じ。その奥にすでに見えていますが…
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これがポスターでの研究発表の会場。まだ一部分で、この4倍くらいの
ポスター数が毎日入れ替わりで発表されます。

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ずーっと奥までポスター発表。ポスターの言語や質疑応答ももちろん英語
ですが、同国人同士だと、お国の言葉で議論してたりします。
(でも、スペイン語で議論されても分からん!)

会場には鳩も勉強しに来ていました。
PC190065.JPG
 (クルッポー)

ちなみに鳩の右上の貼り紙には「ポスターを13:30~15:00に解説します」と書かれて
います。ポスターは朝から夕方まで貼りっぱなしなので、発表者が自らお知らせします。

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会場内のカフェ。この他にもあちこちのテーブルで議論がなされていました。
(きっと「今晩何食べに行く?」という話ではないと思う)

お次は口頭発表会場。廊下です。
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お昼休みなので人は少ないですが、講演前後になるとごった返します。
さらに時折 Free Coffee, Free Beerなどが登場するので混雑に拍車がかかります。
私は今回は口頭発表でした。あー緊張したー

口頭発表会場付近にあった掲示板。
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つまりは「科学を社会に還元しよう」というキャンペーン。
学会がたんなる学者の集まりではなく、如何に社会に還元できるかを問う場に
なっているのは、さすがアメリカ。しかもお説教臭くないのがいいね。

そしておなじみ、インターネットコーナー。
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どの国の人もメールチェックに資料チェックにと忙しい。
働き者は万国共通なのだ。

今回は去年よりもいろんな人に会えたし、新しく知り合った人もいる。欲しいと思っていた
情報もかなり手に入れることもできました。わざわざ米国まで行く理由は、こうして
世界最先端を肌で感じられること(+自分はどの辺にいるのか)と、海外の知り合いと話が
できることですね。実りのある学会でした。

というわけで、一応雰囲気がわかっていただけましたでしょうか?
あ、観光ですか? ほとんどしてません(泣)。でも街の写真は撮りましたので、
また気が向けば紹介します~
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batta

広い!すごい!
こんなにたくさんのポスター…しかも日替わりだなんて
ぜ~ったい全部に目を通すなんて無理~(>_<)
なんて思いました。


by batta (2009-12-21 13:09) 

MANTA

>ぜ~ったい全部に目を通すなんて無理~(>_<)
battaさん、その通りです。知り合いのポスターとか、ずいぶんと見落として
しまいました(泣)  でも今年は、かなりの人に質問できて、本当に勉強
になった実りある学会参加でした。
by MANTA (2009-12-23 21:04) 

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