お熱を測ります -乗船レポート三陸はるか沖(6) [ シリーズ実況 Old..]
乗船レポートの続きです。
三陸沖はちょっと天気が悪くなってきました。少し揺れています。
さて今日はこれから、地球の温度を測ります。
写真の赤茶色の棒が「体温計」です。
(棒が長いので、カメラを傾けないと全部は入りませんでした)
(首を右に傾けて見てね)
これを船からつり下げて縦にして、海底までワイヤーで下ろしていきます。
でブスっと海底に突き刺します。黄色い部分が鉄の錘(700kg!)なので、
刺さるのです。で、突き刺したまま20分間待ちます。
あれですね、体温測るときにワキの下に3分間体温計を挟むのと同じです。
そう思うと、700kgの鉄の温度計も可愛く思えてきます(よね?)
この装置は「地殻熱流量計」といいます。地下の温度が高い場合や、暖かい地下水
などが海底付近まで上がってきているときに、高い値を示します。こうして温度を
測ると地球って生きてるんやなぁ〜 と実感。
でも毎回都合良く深海に突き刺さるわけではありません。
今日は刺さるかな〜 刺さらないと困るのよね〜
つづく。
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2008-08-26 09:38
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コメント(2)
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無事、検温できましたでしょうか?
by SAKANAKANE (2008-08-31 16:52)
ばっちりです。今回の調査航海では、もう何十回も海底の温度を測ることができました。これで新発見がなされるか?! 楽しみにお待ち下さい!
by MANTA (2008-10-08 20:26)