迷走する自民党

たまには政治ネタでも。

TVでもご存じの通り、大阪府知事候補擁立でもめている。有名タレント弁護士が
立候補する、しないという話である。政治家たろうとするもの、発言をコロコロと
かえるのはいかがなものか？と思うのだが（いや、それこそ政治家の資質だろうか？）
候補者の話題より、私には自民党の迷走ぶりが目につく。これまでの経緯はこうだ。

12/5：橋下弁護士側「大阪府知事選出馬しない」　自民は接触認める
　http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/107800/
　　　　　　↓
12/10：自民、民主に相乗り　独自候補難航で方針　２００８大阪府知事選
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000014-san-pol
　　　　　　↓
12/11：大阪府知事選、橋下弁護士が出馬へ
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000012-yom-pol

注目すべきは12/10のニュースだ。この時点で民主党に勝てないと考えた
自民党は、なんと民主党の候補に相乗りする気でいた。たしかにこれだと
選挙では「負けない」。つい先日の大阪市長選でも民主党に負けたのだから、
大変正直な選択といえる。しかしこれが国政における与党第一党が、
東京都に次ぐ人口を抱える大阪府でやることだろうか？　まだ自民党はこの
タレント弁護士を擁立するとはいっていないようなので、もう一悶着あるのであろう。

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自民党といえば、年金の「公約違反」でもニュースとなっている。
●＜年金記録＞舛添厚労相、開き直り？「ないものはない」
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000136-mai-pol
「すべてできるとは言っていない」「選挙の時はいいようにいうものだ」
まるで子供のいいわけのようだが、これが自民党幹部や閣僚、はては首相の
口から聞こえるのだからたまったものではない。

しかし、大阪府知事選にせよ、年金問題にせよ、
これって結局は国民がなめられていると言うことなんだろうなぁ
年明け総選挙という話もある。最近の政党のこういった動きも覚えておきたい。

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ところで大阪府知事選だが、自民党はなぜ、民主党候補にあいのりすることに
したのだろうか？よほど強力なタレントか誰かが民主党から出馬予定なのだろうか？
はっ、もしかしてあの島○紳○だったりして。だからあの弁護士も出馬してたりして。
あー、これじゃ「行列のできる大阪知事選」だ。

コメント 6

年金公約違反の言い訳には目が点になりましたね。。。政治家の発言にはがっかりすることか唖然とすることばかりです。
うちのおばあちゃん（80超えてます）でさえも「私が（政治を）したほうがマシだ」って言ってますよ。
by satokot (2007-12-12 10:49) 

このニュースに、
もう怒りとか通り越して
呆れ果てています。

ころころと発言を変えたり
初めは威勢のいいことばかり言って
結果、言い訳・開き直り。
信頼回復なんて言いながら
裏切るような発言・態度では
信じろというほうが無理ですよね。

もちろん自分のことも含めて
国民がよく考えて確かな眼で見なくては。
by sou (2007-12-12 12:29) 

舛添さんじゃないけど知事も大臣も誰がなっても同じなんじゃないですかね。
苦しい台所の穴埋めは、結局、私たち国民（しかも弱者ばかり）
のしわ寄せでしか出来ないんじゃないの。
東国原さんは特例なんですよ。（'(ェ)'；）う～ん・・・
by (2007-12-12 17:22) 

＞年金公約違反の言い訳には目が点になりましたね。。。
satokotさん、コメントありがとうございます。
結局は「出来ないことを公約にしたのは前総理」という感じなんでしょうね。
でもおばあちゃんには、もう、ゆっくりのんびりしてもらいたいです！

＞このニュースに、もう怒りとか通り越して呆れ果てています。
soraさん、私もそうです。でもホントはもっと怒らないといけないんですよね。
とはいえ、怒りの矛先は選挙しかない。この怒りをうけいれてくれる政党は
ありや、なしや…

＞舛添さんじゃないけど知事も大臣も誰がなっても同じなんじゃないですかね。
たんたん♪さん、それでもちょっとでもましな人を選ぼうとみんな選挙に
いくわけですが…　で、この結果。それもこれも、私たち日本人みんな
の意志が反映された結果でもあるのです。はぁー。
by MANTA (2007-12-12 18:46) 

自民党の政治家の質が落ちているような気がします。
70年代までの「大物」には～お金に対してはとかあったにしても～一応
見識があって、それに基づいてどういう政策を考えているかというのが
ありましたけれども、最近は政権にいることによりおいしいことがある、
ということになっている気がします。逆ですね。
by 坪井 (2007-12-15 23:23) 

- 坪井さん、コメントありがとうございます。
戦後の自民党政治について、批評する技量も資料も私にはありません。
ただ先日の総理大臣の発言は「私が言ったことではないので私のせいで
はない」と言いたげです。昔の自民党もそうだったっけなぁ…
そんな総理もいまは「火消し」で忙しいようですね。
by MANTA (2007-12-21 00:54)