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展示模型を作ってみる ~光る模型~ [ シリーズ実況 Old..]

この模型は随所に発光ダイオードを仕込んであって、スイッチを押せば光るようになっています。この辺りは自作しました。


このようにスイッチを押すと…(ボタンも光ります)

 ←マウスオーバーすると…

「ディープトウ」のライトがつくようになっています。(マウスカーソルを上の写真にあわせると、光ります)
”お、さかな発見”てなかんじです。

『さて問題。太陽の光の届かない深海底では、このようにしてライトで光をあててやって生物や地質の調査します。では、ライトも届かない地中はどうやって調査するのでしょうか?

答えは、例えば電流をながして地下を「見る」のです。普通の堆積物は海水をたくさん含むので電気を良く通すのですが、メタンハイドレートを含む堆積層や岩盤は海水をあまり含まないので電気を通しにくいのです。なので電気を流せば地下の様子がわかるのです。これは「電気探査」という調査手法です。
 ←マウスオーバーすると…

ボタンを押すと緑の発光ダイオードが点滅して、地下の浅いところを流れる電流を示します。また別のボタンを押すと、今度は赤い発光ダイオードが点滅して、地下の深いところを流れる電流を示すのです。(マウスカーソルを写真にあてて、点滅の様子を体験してね)遠いところから電流を流すと、深いところの様子が分かります。』
…などと解説しながら模型を触ってもらいました。

模型の光る様子を動画で撮ってみました。【こちら
サイズ、大きいです(15MB)。また一部のパソコンでは再生できないかもしれません。ご了承下さい。自画自賛な動画でかなりはずかしいっす。できれば音量OFFでお願いします(苦)

電気工作、といってもただの売り物パーツの組み合わせです。ダイオードが点滅したり七色に変わったりするのは、ダイオードの中にICが組み込まれているから。スイッチも光るようになっている。だから組み立てるのは簡単ですよ。といいつつ、いざやると半田付けなどに時間がかかってしまいました。いやはや。回路図などもまた整理して公開したいと思っています。


一般公開の来場者は3000人超だそうです。ご来店?、まことにありがとうございます。夜更けまで無理して模型を作った甲斐もあります。しかしすごい人、模型までたどりつけん。


とくに子供たちには大人気でした。なんせ派手に光るので、もう押しまくり。押せば光る=楽しいというのは、光を好む人間の本能からくるのでしょう。ただよくよくみると、光るのを楽しんでいる、というよりただひたすら押している子供もいます。もうスイッチだけ置いておいたらええんとちゃう?と思うくらい連打。たしかにスイッチとか押したくなるよね、無性に。これも人間の本能かな?好奇心? "スイッチ欲"ってあたらしい欲を提案してみよう。

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※この記事の続きは下記ページをご覧ください。
http://obem.jpn.org/docs052.html


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