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サンダーバード5号だ! [▼科学ニュース New!]

"静かな宇宙ステーション内にサイレンが鳴り響く。救助信号だ。ジョン・トレーシーは読んでいた天文学の本を置き、救助信号の解読を急ぎつつ、光センサの映像に見入った。巨大な噴煙が昇っている…"

Thunderbirds

Thunderbirds

  • アーティスト: Barry Gray
  • 出版社/メーカー: Silva Screen
  • 発売日: 2003/02/24
  • メディア: CD


いわゆる国際救助隊「サンダーバード 検索」ですね(若い人、わかんなくてごめんね)。破天荒なトレーシー一家による荒唐無稽なこの物語も現実のものに近づいてきました。

先日打ち上げに成功した陸域観測技術衛星「だいち」の特徴やこれからの予定などが"JAXA コラム 第15回 宇宙から大地を見つめる目は世界のために" 検索で紹介されています。
・「だいち」は複数のセンサーで同時にいろんな方向を見ることが可能。分解能だけじゃなく情報の質も増加
・以前の衛星の不具合はきちっと修復
・世界のどこかで大規模災害が起きた場合は、センサーの首フリ機能で迅速に対応して、無償でデータを提供
だそうです。なんだ、もっとはやく言ってよ(←先日の記事)。「だいち」こそ国際貢献に役立ってほしいですね。昨日アンテナの展開が終わって、展開作業はすべて終了したそうですが、本コラムによれば運用開始まではまだまだ気の抜けない毎日のようです。関係者の皆様、だいち、がんばってください!

「だいち」写真&動画
・H2A打ち上げ:http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/h2a/
 こちらは飛行機から撮ったみたい。あんまり見ないアングルですね。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000102-yom-soci
JAXA プレスリリース 太陽電池パドル 太陽追尾状況 検索
 地球が見えてる。スペースコロニーみたい。かっこいいね。
JAXA プレスリリース 合成開口レーダアンテナの展開結果 検索
 これで展開は完了だそうです。
・打ち上げを見学されたh2a_f8 さんの動画。臨場感に感動です!
 http://blog.livedoor.jp/h2a_f8/archives/50341364.html

余談:「雷鳥」ってThunderbirdじゃなかったのね。しらんかった。
http://blog.goo.ne.jp/tec923extra700/e/77d903ff5101d15ed8a44312c11b380b

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コメント 4

ちゃめ

SARって色々と使えるんだよね~、色々と。
USSRでは、潜航中の潜水艦を捕らえたそうだ。20年前の話だけど。
衛星は可視画像だけでなく、様々な帯域をカバーするセンサーも大切だよね。
まぁ、その前に、使い方の方が大切だけど。
by ちゃめ (2006-01-29 01:27) 

MANTA

へぇ、潜水艦も写るのかあ。すごいなあ > ちゃめさん
衛星から地下も写せないのかなあ?地すべり地域のアセスメントに役立ちそうだけど。
by MANTA (2006-01-29 16:19) 

ちゃめ

SARは地下情報(といっても表層だけだけど)も映像として見れると思いますよ、多分。遺跡発掘などに使えたと思いますが…。
地滑りってのは、結局バランスの話だからね。
地質・地形などの素因をある条件でスクリーニングして危険地域を抽出しても、誘因となる雨にドカンと降られたり、異常増水で地下水位がアホみたいに上がったら、素因の抽出条件に引っかからない場所でも、滑っちゃうかもね。
最近の災害を見ていると、想定外の誘因で、土砂災害が起きているような気もする。異常気象のせいと言ってしまえば簡単だけど、日本もそろそろ本気で総合的な水管理をしたほうがいいのでは?と思ってしまう。
(これは、お蔵入りになった新作のテーマでもあったのだが…)。

USSRが潜水艦を写した話は、本当か嘘かはわからない。でも雑誌『世界の艦船』に写真が掲載されていたから、あながち嘘でもないだろうね。
USSRの技術って、西側では考えつかないレベルのものも、沢山作ってて、侮れないところもある。100ktのロケット魚雷なんてのもあるそうだ。早すぎて誘導出来ないそうだけど。
長いコメント、ごめんね。
by ちゃめ (2006-01-29 16:47) 

MANTA

コメントありがとうございます。地すべりなど災害に対しては、ちゃめさんのご意見の通りだとおもいます。従来のように単に地質を調べたり地下構造を調べるだけでは災害軽減には役立たないと考えています。たぶん天気予報のように数値モデルが重要になるでしょう。一方でモデル化するには今の構造調査の解像度(時間・空間)では足りない。で、衛星に期待したいわけですよ。

ロシアの技術はあなどりがたいですね。数学に強い人が多いですから思いもよらない技術を考えてますね。
by MANTA (2006-01-29 17:07) 

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