マリアナ釣り紀行？ ～回収つづき～ (6)

乗船レポートつづきです。

浮いている装置に船を近づけます。ここが船長の腕の見せ所。なにせ4000トン級の船を自
在に操るのですから。

船に近づいた装置。船員さんが竿を伸ばして、装置を引っ掛けようとしています。
船員さんの体が目いっぱい伸びているのが分かります。おちそう！

竿を引っ掛けてともかくも捕まえたら、装置にロープを掛けます。この道具がよくできて
いて、船員さんの間では「イッテコイ」と呼ばれているそうです。アメリカ製らしい。
竿の先についているU字型の先端を、装置のフレームなどに押し付けると、ロープのわっ
かがフレームを通る仕掛けになってます。うーむ、なに言ってるのか不明ですな。実物を
見てもらえると一目瞭然なのだが。

ロープを掛けたら甲板へ釣り上げますが、厄介なのは十字に広がった装置の腕（足？）。
これが邪魔なので回収はいつも苦労するのですが、今回は船員さんの創意工夫により、舷
側（船の側面）のステージに装置を仮置きして、そこで腕を外してしまうことにしました。
ステージは狭いのですが、クレーンや竿をうまく使って装置を揚収します。
アニメーションを作ってみました。

揚収後の装置の腕をすぐにばらします。これはアメリカの装置なのでアメリカ
の研究者がばらしにかかってますね。

これにて一匹（？）釣り上げというわけです。
この時点で、残りは40うん匹…　ファイト…

つづく。

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　http://obem.jpn.org/field042.html

コメント 2

巨大昆虫との戦いみたいですね（苦笑）
by かっぱ (2006-10-01 14:54) 

- 昆虫かぁ…　そういう映画もありましたねぇ…
いわれてみればアメンボにみえてきました。
by MANTA (2006-10-03 12:27)