桜は頭上に咲くだけにあらず [ 京都で暮らす]
忙しさにかまけてたら、4月も終わりか!早いね。桜もすっかり散ってしまいました。
実際、桜が一番きれいだった週は東京に行っていたので、翌週に京都の桜を見に
行ったところ、結構散ってました。でも、散りゆく桜も綺麗だったので少しご紹介。
京都の「哲学の道」。ここは好きな場所で、学生の頃から何度も来ています。
いつだったか、この散歩道は桜の散り際が綺麗なことを知りました。
桜が散ると、小川(琵琶湖疎水)に花びらが流れて綺麗なのです。
写真ではその様子がよくわからないので動画で撮ってみました。
そうこうするうちに、花びらではない、ものすごくキュートなものも流れてきました。
実際、桜が一番きれいだった週は東京に行っていたので、翌週に京都の桜を見に
行ったところ、結構散ってました。でも、散りゆく桜も綺麗だったので少しご紹介。
京都の「哲学の道」。ここは好きな場所で、学生の頃から何度も来ています。
いつだったか、この散歩道は桜の散り際が綺麗なことを知りました。
桜が散ると、小川(琵琶湖疎水)に花びらが流れて綺麗なのです。
写真ではその様子がよくわからないので動画で撮ってみました。
そうこうするうちに、花びらではない、ものすごくキュートなものも流れてきました。
宇宙開発は官邸主導へ…その次は? [▼科学ニュース New!]
目を疑った。ほんきなのか?
●JAXA、内閣府に移管 宇宙開発、偵察衛星や商業利用加速
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000142-san-pol
JAXAとは「宇宙航空研究開発機構」のことで、要するにロケットを打ち上げている
研究機関である。いまは国際宇宙ステーションで若田さんが活躍中だね。
JAXAはいまは文部科学省(教育・学問・スポーツ・文化担当)の配下に設置されているが
これを内閣府(首相をはじめとする内閣の補助担当)の下に配置換えするらしいのだ。
記事によれば、「産業界の積極的な参加を促し、ロケットや人工衛星の開発や商業利用に
弾みがつくことが期待される」とあるが、これは間違いだ。商業利用だったら内閣府ではなく
経済産業省に移管すればよい。
JAXAの内閣府への移管には、実は、先日の北朝鮮のミサイルが色濃く影響している。
●JAXA、内閣府に移管 宇宙開発、偵察衛星や商業利用加速
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000142-san-pol
JAXAとは「宇宙航空研究開発機構」のことで、要するにロケットを打ち上げている
研究機関である。いまは国際宇宙ステーションで若田さんが活躍中だね。
JAXAはいまは文部科学省(教育・学問・スポーツ・文化担当)の配下に設置されているが
これを内閣府(首相をはじめとする内閣の補助担当)の下に配置換えするらしいのだ。
記事によれば、「産業界の積極的な参加を促し、ロケットや人工衛星の開発や商業利用に
弾みがつくことが期待される」とあるが、これは間違いだ。商業利用だったら内閣府ではなく
経済産業省に移管すればよい。
JAXAの内閣府への移管には、実は、先日の北朝鮮のミサイルが色濃く影響している。
大学の桜 [ 京都で暮らす]
先週は桜がきれいでしたね!京都も満開でした。
大学構内は新学期。桜に新入生、なんとも春めいた風景でした。
4/7の京都大学構内で撮影したもの。京大のシンボル、時計台をバックに。
多くの学生さんが桜の下を行きかいます。自転車率多し!
お昼時にはもちろん、こんな光景も。
大学構内は新学期。桜に新入生、なんとも春めいた風景でした。
4/7の京都大学構内で撮影したもの。京大のシンボル、時計台をバックに。
多くの学生さんが桜の下を行きかいます。自転車率多し!
お昼時にはもちろん、こんな光景も。
サンディエゴ再び(3) -ライド&ライド [▼研究実況 Now!]
さてお忘れかと思いますが(笑)、3月のサンディエゴ訪問の続きです。
3年前に訪問した時は、ゴージャスレンタカーで移動していたのですが、
自腹で相当に痛かったので、今回はレンタカーなし、公共交通機関で移動しました。
今回はそれらをご紹介しましょう。
まずはバス。これでホテルから研究所までの4km位を通いました。
これが結構便利。15分おきにバスが来ます。しかもかなり時間通り。
米国人、時間にルーズじゃない。正直驚いた。事前のイメージでは、きっと時刻表
なんてあってないようなもので、ホテルまで何kmか歩く日もあるんだろうなぁと覚悟して
いたのですが、そんな目には一度も会うことなし。バスは早朝~深夜(午前様?)まで
毎日走ってるようでした。でも土日は30分に一本に減ります。そうなるとちょい不便でした。
バスには乗る時に$2.25払います。結構な距離のっても同じ値段。
しかし乗ったはよいが、どこで降りればよいのか?
降りるバス停の名前がわかっても、どこを走っているのかわからない日本人。
あまりの不安に乗客に居場所を教えてもらう、の図。
3年前に訪問した時は、ゴージャスレンタカーで移動していたのですが、
自腹で相当に痛かったので、今回はレンタカーなし、公共交通機関で移動しました。
今回はそれらをご紹介しましょう。
まずはバス。これでホテルから研究所までの4km位を通いました。
これが結構便利。15分おきにバスが来ます。しかもかなり時間通り。
米国人、時間にルーズじゃない。正直驚いた。事前のイメージでは、きっと時刻表
なんてあってないようなもので、ホテルまで何kmか歩く日もあるんだろうなぁと覚悟して
いたのですが、そんな目には一度も会うことなし。バスは早朝~深夜(午前様?)まで
毎日走ってるようでした。でも土日は30分に一本に減ります。そうなるとちょい不便でした。
バスには乗る時に$2.25払います。結構な距離のっても同じ値段。
しかし乗ったはよいが、どこで降りればよいのか?
降りるバス停の名前がわかっても、どこを走っているのかわからない日本人。
あまりの不安に乗客に居場所を教えてもらう、の図。
東京の桜は綺麗だった。 [▼研究実況 Now!]
先週末は東京に遊びに行ってました。私用で東京というのもまたよいものです。
まずは中野の桜名所、中野通りの桜並木。
花のお江戸の桜並木、といった趣。場所はこのあたり。
仰ぎ見ると満開の枝、枝、枝 (^^)
足元にはのどかそうな中野の猫。
その傍らには違う花が。
まずは中野の桜名所、中野通りの桜並木。
花のお江戸の桜並木、といった趣。場所はこのあたり。
仰ぎ見ると満開の枝、枝、枝 (^^)
足元にはのどかそうな中野の猫。
その傍らには違う花が。
電磁気で地震予知 ~続・最新科学で地震予知は可能か? (10) [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]
さて前回の続きである(ちっとも早めの更新でないが)。
地震予知がちっとも現実化しないのはなぜだろうか?
たとえば、前回の記事に書いたが、国はスロースリップ(ゆっくりすべり)の調査に
重点的に取り組むし、掘削船「ちきゅう」が海底下のプレート境界断層のサンプルを
持ち帰るのもそう遠い話ではない。もうそろそろ地震予知ができてもよいのでは?
ここで改めて「科学」の骨組みを考えてみよう。
科学というと、「実験して→発見!」あるいは「調査して→発見!」という印象が
強いかもしれないがそう単純ではない。実は下図のようであろう。
ある現象(たとえば地震発生)に関しては、1)野外観測を行うだけでなく、
2)物理・化学的な理論や、3)室内実験・岩石実験(最近ではコンピュータを用いた
シミュレーション=数値実験も含まれる)などが互いに連携(オーバーラップ)
しなければ科学は進化できない。あたかも立法・行政・司法の三権分立のようであり、
どれか一つが単独で働いたり突出したりはしない。
ところで上図は「理想」である。地震予知科学についての「現状」はどうであろうか?
地震予知がちっとも現実化しないのはなぜだろうか?
たとえば、前回の記事に書いたが、国はスロースリップ(ゆっくりすべり)の調査に
重点的に取り組むし、掘削船「ちきゅう」が海底下のプレート境界断層のサンプルを
持ち帰るのもそう遠い話ではない。もうそろそろ地震予知ができてもよいのでは?
ここで改めて「科学」の骨組みを考えてみよう。
科学というと、「実験して→発見!」あるいは「調査して→発見!」という印象が
強いかもしれないがそう単純ではない。実は下図のようであろう。
ある現象(たとえば地震発生)に関しては、1)野外観測を行うだけでなく、
2)物理・化学的な理論や、3)室内実験・岩石実験(最近ではコンピュータを用いた
シミュレーション=数値実験も含まれる)などが互いに連携(オーバーラップ)
しなければ科学は進化できない。あたかも立法・行政・司法の三権分立のようであり、
どれか一つが単独で働いたり突出したりはしない。
ところで上図は「理想」である。地震予知科学についての「現状」はどうであろうか?
サンディエゴ再び(2) -図書館も素敵 [ 台湾&サンディエゴ訪問記]
わかりやすいプレゼンのお手本 [ 科学コミュニケーション]
不定期連載「科学コミュニケーション」の第2回目です。
科学セミナーやら、サイエンスカフェやらに出てみると、講師の先生が
一生懸命にご自身の研究の話をしてくださっているのですが、つまるところ
「なぜその研究がとても大事なのか?」がわかりにくい場合があります。
これは科学コミュニケーションに限らず、通常の研究の場でもしばしば起きます。
たとえばつい先日まで、卒業論文や修士論文に追われている学生の
プレゼンを多数見ましたが、わかりにくいプレゼンもしばしば。
そのグラフはなぜ大事なの? っていうかなんの役に立つの?
しかしつい先日、お手本のようなプレゼンを見ることができました。
科学セミナーやら、サイエンスカフェやらに出てみると、講師の先生が
一生懸命にご自身の研究の話をしてくださっているのですが、つまるところ
「なぜその研究がとても大事なのか?」がわかりにくい場合があります。
これは科学コミュニケーションに限らず、通常の研究の場でもしばしば起きます。
たとえばつい先日まで、卒業論文や修士論文に追われている学生の
プレゼンを多数見ましたが、わかりにくいプレゼンもしばしば。
そのグラフはなぜ大事なの? っていうかなんの役に立つの?
しかしつい先日、お手本のようなプレゼンを見ることができました。
サンディエゴ再び(1) -台湾のち米国 [ 台湾&サンディエゴ訪問記]
さて出張だらけだった3月。
台湾出張から帰国して中一日で米国へ1週間ほど行ってまいりました。
(そんなことしてるから体を壊すのですが、遊びじゃないので仕方ありません)
出国前の関西空港。すでに米国の様相。
行先はサンディエゴ。スクリプス海洋研究所です。
ついた~!
3年前にも訪問しました(こちら)。
台湾出張から帰国して中一日で米国へ1週間ほど行ってまいりました。
(そんなことしてるから体を壊すのですが、遊びじゃないので仕方ありません)
出国前の関西空港。すでに米国の様相。
行先はサンディエゴ。スクリプス海洋研究所です。
ついた~!
3年前にも訪問しました(こちら)。