続 東海に挑む ~調子はどうよ?~(8) [ シリーズ実況 Old..]
前回からの続きです。
このときのケーブルの状態
海底に下ろした「分岐装置」、海底でひっくりかえってないかなぁ?と心配でしたので
ケーブル船に搭載されている有線ロボット(ROV)で海底を見に行くことにしました。
発進!
このROVはめちゃくちゃパワフルなので、分岐装置が多少ひっくり返っていてもちゃんと起こせ
る(かも?)なのだ。あ、けっして設置しそこねたから発進!というわけじゃなくて、はじめから
海底を見に行く予定です。ROVは整備に時間がかかるので、そんな急に出撃できまへん。
ところでROVが潜っている間、母船はどうしているかご存知ですか?
今日は会議 [▼研究実況 Now!]
こんな山奥で会議ということだが… ほんと?
ほんとでした… ここは有馬。六甲山の裏側です。
日米豪の大学や研究所、あわせて5機関から10数名があつまって、
先日のマリアナ航海で得られた海底データの情報交換と、今後の計画作成。
最近は違うお仕事に没頭してましたので、
今回の会議は正直あまり気が乗らなかったのですが、
外国の研究者などと科学の話をするのはホント楽しい。
行ってよかったです。やっぱし私は科学者だと、自覚。
さーて、この研究成果も論文にしよっと。
続 東海に挑む ~さらば!~(7) [ シリーズ実況 Old..]
前回からの続きです。
問題なし!というわけではないですが、海底ケーブル先端の「海底コンセント」こと、
いよいよ分岐装置君を深さ1300mの深海底に下ろすことになりました。
カメラを向けると笑顔!
船員さん総出で、装置を船尾のクレーン(Aフレーム)の下に移動させます。
この船の船員さんはフィリピン出身の方が多いです。
船尾が明るい
ケーブル敷設用のいろんな装備を巧みに交わしながら、揺れる船の上で重さ500kgの
分岐装置がAフレームの下に運ばれていきます。
下船しました。 [▼研究実況 Now!]
しばらくぶりでございます。猛烈に忙しかった調査航海から帰ってまいりました。
いつもでしたら、それでも意地になって?乗船中も休憩時間にブログ更新をするのですが、
今回ばかりはそれこそ、寝る間を惜しんでの調査活動でしたので、ブログを始めて以来の
投稿休止と相成りました。
またボチボチと復活いたします。まずは3月の調査航海のレポートの続きから!
そのあとで、先日の航海のレポートをいたしましょう。
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写真は昨日、山下埠頭にいた調査船「かいれい」。
ちょっと用事があっていってきました。
晴れてると、ベイブリッジバックのいい写真になったのに、おしい…
洋上より [▼研究実況 Now!]
2週間ばかり、ご無沙汰いたしております。
いま調査船の上です。
今回の調査航海はいつもにもまして忙しく、
いつもの乗船前や乗船中のレポートができません。うーむ、ざんねん。
下船してからレポートすることにいたします。
(そもそも3月の乗船レポートが終わってない… まあ気長にお待ちください)
写真:今朝のハイパードルフィン。いってらっしゃーい。
14年前の亡霊 [▼研究実況 Now!]
能登半島地震がおきましたが、1993年にも能登半島北方沖でM6.6の地震がありました。
あのとき、私はまだ大学院生で、地震のあとの磁気測量に連れていかれたっけ…
さて今日になって突然、「今回の地震調査のために、昔に磁気測量をした場所を
教えてほしい」というメールがきました!ひえー、そんなの覚えてるわけないよ!
とおもいつつ、14年前の資料を探してみたら…