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地震の時はこのサイトをみろ!(1) [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]

本日夕方に、宮城県沖で地震がありました。
(以下の文と図は気象庁のページより)
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#11/&elem=int&contents=earthquake_map
・20日18時09分ころ、地震がありました。
・震源地は、宮城県沖(牡鹿半島の北東20km付近)
・震源の深さは約60km
・地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定
 (※その後、マグニチュードは6.9に修正)
JMA.JPG

その時刻、私は関西の自宅でNHKをみていました。
画面には「緊急地震速報」。住んでいるところから離れた所遠で地震がおきた!
さてこのあと、地震や津波の具体的な情報を早く知ろうと思ったら、
どのホームページを見ればよいでしょうか?
今回の地震を例として、私自身のケースで紹介してみます。

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1)まず地震の震源(位置、深さ)と規模(マグニチュード)を調べます。

上記の気象庁のサイトは、地震発生時には繋がりにくい場合があったり、
情報が遅いことがあります。なので、Twitterで緊急地震速報の詳細を
確認することにしています。Twitterは災害時でも繋がりやすいです。

私のオススメは「地震マップ」さんです。
https://twitter.com/eq_map
eq_map.JPG
こちらは気象庁や防災科学技術研究所、海外の研究所などの地震速報を
自動的に収集して、ツィートしているようです(いわゆるボット)。
上の画面が第一報。地震発生後1分程度でツィートされています。
この段階では予測マグニチュードは5.7ですね。この後も緊急地震速報は
更新されていて、更新のたびにマグニチュードは大きくなっていました。
地震発生の約5分後にはM7.2となっていました。

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2)つぎに津波が来ているかどうかをチェックします。

緊急地震速報のあと、すぐに津波注意報がでたことをテレビで知りました。
「津波はすでに到達している」とも報じられていました。実は、テレビの
映像をみていても、津波が来たかどうかは良くわかりません。

それよりも海上保安庁の「リアルタイム験潮データ」を見るのが良いです。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/TIDE/gauge/index.php
kaiho.JPG
日本地図の赤い点が、海水面の高さ(潮位)を観測している場所です。
震源に近い、宮城県の観測点をクリックすると、以下のグラフをみること
ができます。これをみると、津波はとても小さいですね。10cm程度でしょうか?

kaiho02.JPG
 ※クリックで大きくなります。
 上のオレンジの線は予測の潮位、黒い線が実測値、下の緑の線は予測と実測
 の差です。18時過ぎから、緑の線が上下に振動しています。たぶんこれが
 今回の津波だと思います(ただの気象・海象の影響かもしれません)。

上は震源に一番近い観測点(鮎川)ですが、下は少し離れた小名浜での
潮位記録です。こちらのほうが津波による潮位変化を見やすいようです。
kaiho3.JPG
 ※クリックで大きくなります。

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3)地震の揺れがどれくらい続いたか、調べてみよう。
それでは地震の揺れの様子(波形)をみてみようと思います。
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Part 2へ続きます。
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