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Gmailの盲点 [▼研究実況 Now!]

10月中頃でしたっけ? Gmailのアイコンが新しくなりました。
キャプチャ.JPG
ダサかっこいいではなくて、派手カッコ悪い。
まあ、すぐに慣れますけれども。
カレンダーとかMeetとかのアイコンも、
同じようなカラフルなデザインに統一されました。

●Google、GoogleカレンダーやGoogle Drive、Meet for iOSのアイコンを刷新。
 https://applech2.com/archives/20201024-google-update-calendar-drive-meet-icons.html

たまたまかもしれませんが、このアイコン変更に伴って、
Gmailのセキュリティも向上したようです。
そのせいで、、、いろんなメールが届かないし、受け取れないという事態が
起きています(いまも)。原因は、スパムではないメールが「迷惑メール」
として整理されてしまっているため。ぜひ、定期的に「迷惑メール」フォルダを
覗きに行って下さい。

先週中程でしたでしょうか?、当研究室でもGmailを使っている学生が、
研究室のメーリングリストからのメールを受け取れなくなりました(一斉に)。
「迷惑メール」として振り分けられていたそうです。

昨日などは、私が担当する学生実験に遅刻する学生も。
文化の日で祝日でしたが、授業が行われる日でした。集合場所などを
事前にメールで連絡していましたが、スパム扱いされていたとのこと。
ムムム。
ただし、そんなこともあろうかと、数週間も前から「10/30(金)に集合場所
などを連絡するね」と言っておいたので、他の学生には混乱はなく。
遅刻した学生も実験があることは理解していました。

キャプチャ2.JPG
 Gmailの古いアイコン。こっちのほうが好きだな。

しかしこれは由々しき事態です。
当大学の学生の電子メールサービスは、学外からはチェックがしにく、返信が
遅くなりがちなシステムを採用しています。セキュリティ対策でもありますが、
・Gmailみたいに、ポップアップで着信を教えてはくれない
・学外にメールを送るときは、多数のチェックボックスをクリックする必要あり
・受信メールを、Gmailなど学外へのメールへ転送できない

このため、学生の多くは大学のメールアドレスは使用しておらず、Gmailなどの
外部メールサービスに頼っています。大学からの公式のお知らせ(行事や休講など)
も、学生の大学メールではなくて、Gmailなどの個人アドレスに直送です。

学生活動(レポート提出)や研究活動でも、Gmailを使っている学生は多数。
今後もGmailの仕様変更などはあるでしょうから、例えば就活時期にメールを
送れない・届かないということはありえます。大学からの新型肺炎情報が
届かないこともありえるでしょう。

”学外のメールサービスを使うからこんなことになるのです”
と言いたいところですが、講義室・図書館・ネット環境などのハードウェアと
同様に、電子メールなどのソフト面もいまや、大学が学生に付与する当然の
サービスです。その使い勝手が悪くて、学生が不利益を被らないように、
大学は配慮すべきです。それに加えて、学生には「大学ドメイン」のメール
アドレスに愛着をもってほしい。大学のメールを使っていなければ、ドメイン、
ひいては大学にも愛着を持たないことになるのではないか?

なんてことを、ぼんやり考えてました。
どうすればいいかなぁ? 学生から声をあげてもらうのが良いのか?
教員側で問題を指摘するのが良いのだろうか?
その両面作戦か。

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