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一部が大きいと可愛くなる [▼科学ニュース New!]

動物の赤ちゃん、カワイイですね。
「パンダの赤ちゃん」なんて、カワイイ×カワイイですわ。
なので上野は大変なことになってるんでしょうね。
下記のニュースのことですよ。

●シャンシャン 一般公開始まる 上野動物園
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/k10011263591000.html
 panda.JPG
 ※画像も上記のNHKサイトより。

なんで「カワイイ」と思うんだろう?
体に対して頭が大きめだからかな? ・・・そういえばこんなのもあったなぁ。

dekai.JPG
●顔が大きくなる箱 - デイリーポータルZ
 http://portal.nifty.com/kiji/160825197264_1.htm
 ※写真も同記事より。

顔がでかいと、怖いというより、愛嬌があって、なんか笑える。
この「顔がでかくなる箱」は一見CGにみえるけど、そうじゃない。
老若男女、この箱をかぶれば、顔がでかくなる。
日本人でも外国人でも、なぜか笑ってしまう、という不思議な箱。
おなじみの「デイリーポータルZ」であるが、これはスゴイと思ったよ。

デイリーポータルZさんでは他にもでかくなる企画をたくさんやっていた
ようで、一覧としてまとめられてました。
●大きすぎる違和感をおかしもう! ~でかいもの記事まとめ~
 http://portal.nifty.com/cs/selection/detail/171207201398/1.htm

違和感がおかしいってどういうことだろう?
だって、ちょっと間違ったらホラーだよ。笑ってる場合ではない。
ちなみに顔ではなくて、手がでかい場合もなんとなく可愛くなるようだ。

DSC_0041_1.JPG
こちらは、町の売店でみかけたポスター。

DSC_0041_2.JPG
アップ。
ぎょっとするより、なんかカワイイと思ったのは私だけ?

哺乳類の赤ちゃんて、全体的に頭がでかいから、頭がでかい=カワイイという
図式はわかる。でも他の部分、たとえば手がでかいのもカワイイと思うのは
なんで? 足がでかいのもありだよね。

一方で(怖い話だけど)、オス猫って、メス猫が産んだばかりの子猫(オス猫
の子供ではない)を殺しちゃったりもするって、テレビでやってたよ。こわー。
自分の子供をメス猫に早く身ごもってもらって、産んでほしいからだって。
赤ちゃんだからって、無条件にカワイイというわけでもないみたい。

うーん、カワイイってなんだろう。意外と奥深いなぁ。
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立花

カワイイ、を考えていたらだんだん文字の自明性が崩壊してきました。
Oxfordのウェブ辞書によると、the quality of being pretty and attractive だそうです。全然ピンときませんね(笑)。
まるっこい曲線が入ってくるとそんな感じになるのかなあとか思ったり。
しかし声もかわいいと言ったりするしな。。
たしかに奥が深いっす。
by 立花 (2017-12-22 23:18) 

MANTA

立花さん、コメントありがとうございます。
カワイイの本質は、遺伝子をいくら調べても、情報テクノロジーで
画像解析を重ねてもわからないでしょうね。なにせ、私達(あるいは
哺乳類)の脳の中で、なにをどう認知しているかの話ですから。
哲学とか心理学の側面が重要でしょうか?

本ブログのネタ用にAIのニュースをみてますが、このあたりの話題、
すなわち、人間は物事をどうやって認識しているのか、という問いは
かなりホット・トピックスのようです。
おもしろいですね(私の専門分野とは直接は関係しないですが)。

余談:
今回調べてみたら、カワイイを科学する「シンデレラ・テクノロジー」
という学問もあるそうです。 https://shingakunet.com/journal/learning/24482/

by MANTA (2017-12-24 12:02) 

伊牟田勝美

シャンシャンの可愛さは、母パンダのシンシンの子育てぶりにもあるように思います。
愛おしそうに抱き寄せたり、シャンシャンが嫌がるくらい甲斐甲斐しく面倒をみるところは、人間の母子と同じです。
だから、子育て経験がある方は、特にシャンシャンが可愛く見えるのではないでしょうか。


>オス猫って、メス猫が産んだばかりの子猫(オス猫の子供ではない)を殺しちゃったりもするって

哺乳類の『連れ子殺し』ですね。
ネコ科の連れ子殺しは、よく見られるようですね。
私見ですが、メスも限界を超えると連れ子殺しを許してしまうところがあるようです。
その悲しい性質は人類にもあるようで、子供への虐待の半分以上は実母によるものだそうです。その背後には、子供の実父ではない養父がいるのです。
(もちろん優しい養父も多いはずです)

シンシンの親バカぶりと、無邪気なシャンシャンのお転婆ぶりは、私達を和ませてくれます。
人も動物も、母親が安心して子育てできる環境を支えていきたいものですね。

by 伊牟田勝美 (2017-12-24 12:54) 

MANTA

伊牟田さん、コメントありがとうございます。
人間が動物をカワイイとかオモシロイって思うのは、自分たちの所作
(恋愛、子育て、社会生活)と同じことを動物もやるからでしょうね。
シンシンの母親としての所作も、みてるこちらを和ませますね!

一方、子殺しも怖い。「利己的な遺伝子」という本?もありました。
「カワイイ」という感情は、利己とは相反するように思いますが、
どうなんでしょうね?

そういえばだいぶ前に「利己」と「利他」の話を本ブログに綴った
ことがありました。
●勝ち残るグループ
 http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2012-02-17-2
はたして、私達の感情はどうやってで作られているのでしょう?
by MANTA (2017-12-24 14:25) 

伊牟田勝美

「利己的な遺伝子」
リチャード ドーキンズですね。
かなり前に読みました。
「生命機械論」でしたっけ、「生存機械論」でしたっけ、
生命を、遺伝子が操る機械に見立て、利益と損失に確率を合わせて、利己的、利他的を説明していたように記憶しています。

日本は、地勢的に厳しい環境にあるためか、全体としては利他的に傾いているように思います。
それが、この国の個性であり、良いところだと思っています。
by 伊牟田勝美 (2017-12-29 17:04) 

MANTA

伊牟田勝美さん、コメントありがとうございます。

>地勢的に厳しい環境にあるためか、全体としては利他的に傾いている
>ように思います。

私もそう思います。加えて、こんなニュースもありました。
●グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法は
 こうだ(2016.03.10)
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137
(以下、上記記事より)
"数百に上るチームが各々従う規範を観察したが、そこから成功するチームに共通するパターンを見出すことはできなかった"
"そこから浮かび上がってきたのは「他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素の重要性"

グーグルのような「The USA」な会社内で成功するグループの特徴gが
日本の和の世界だったなんて!
しかしその日本では、和の世界が疎まれていたりして(特に職場では)。
うーむ、、、
by MANTA (2017-12-30 15:50) 

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