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ここで科学バーをやってます(1) [▼研究実況 Now!]

東京日本橋での「科学バー」をご存知でしょうか?
現在あちらこちらで「サイエンスカフェ」が行われています。
お茶を飲みながら気軽に科学の話を聞こうというイベントです。
→ サイエンスカフェとは(東北大学)
科学バーでは、おいしい料理とおいしいお酒が科学の話のお供となります。
そのポイントは、科学の専門家との距離がぐっと近くなることです。
もっと気楽に楽しく、難しげな科学の話題に質問できる・語り合えるバーです。

そんな科学バー、どんな場所で行われているのでしょうか?
JR新日本橋駅と、東京メトロ小伝馬町駅のちょうど真ん中くらい、
どちらからも徒歩数分のところにある、ビルの1Fにお店はあります。
Vol_28(2).JPG
外観はこんな感じ。

Vol_28(3).JPG
お店の名前は「ギャラリーキッチンKIWI」さん。でも「科学バー」は月に数回。
むしろ料理教室やスタジオ、展示スペースとして使われています。

中に入るとこんな感じ。
Vol_28(1).JPG
いい雰囲気です。
これだと科学の話を聞く側(お客さん)はリラックスできます。
話す側もかしこまらなくてよいので、助かっています。
私自身、これまでにもう28回も登壇させて頂きました。

科学バーの雰囲気は下記のホームページで見ることができます。
http://kiwi-lab.com/
※「イベント」をクリックしてみて下さい。

あるいは「Web版」の科学バーもありますよ。私も執筆させて頂いています。
bar.JPG
http://kagakubar.com/
「科学バー」で検索して最初にでてくるのは、KIWIさんのWeb科学バーです。

Vol_28(6).JPG
KIWIさんの壁には、アーティストさんの作品が展示されています。
ギャラリーですからね。定期的に展示替えされています。
手前のお酒は科学バーで提供されたもの。
あ、この写真、前回の科学バー(海編)の終わったあとで撮りました。
で、左側の本は科学バーの店主さんが関わられたもの。
(ちなみに店主さん、写真2枚目にうっすらと見切れつつ写ってます)

クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)

クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)

  • 作者: 姉崎 等
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/03/10
  • メディア: 文庫


すごい面白い本。クマ=怖い!って思ってるけど(私も)、実際はどうなのか?
イメージだけでなく、ほんとのことを知っておく(本の上ではあるけれど)
って大事だと思います。科学バーも、そんな趣旨から始まったんだな-って
感じさせる一冊です。

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そういえば最近「なんでボク、勉強するの?」っていう子供の疑問にどう答えるか?
みたいな話をちょいちょい目にします。
●京大ナンバーワン教官が教える「勉強することのホントの意味」
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53586
●子どもの「どうして勉強しないといけないの?」に対する答えとは
 https://chaccari-mama.net/?p=4217
※ちなみに「教官」じゃなくて「教員」やけどね。

勉強する理由って、「本当のことを知る」and/or「ホントを知る力を育てる」
ためで、大人にも子供にも、生きるために大事なんとちゃうかなぁ?と思います。
そんなあなたに科学バー。
次回に続きます。

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MANTA

おまけ:
●「なぜ勉強するの?」という質問へのあるお母さんの回答が素晴らしすぎる「コップの水を見たときにね…」
 https://conobie.jp/article/3198

コップの水の話はいい話だけど、子供にしたら「フーン、、、」かもね。
学んだ者だから共感できる、というか。
それよりも、このページ末尾にあるように、親や先生など身近な大人が
「それはね、私が思うところでは、、、」と一生懸命自分なりに説明
してくれること、そのものが大事なんだろうねぇ。

「なんで勉強するの?」に対する、一足飛びの答えを一番求めている
のは、私達大人自身だったりしてね。
by MANTA (2017-12-10 09:42) 

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