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我が教え子、タイでマンゴーにはまる。 [▼研究実況 Now!]

私の研究室は、教授・准教授・助教の3名+特別研究員2名、秘書1名の
スタッフ6名体制で、20名以上の学生の指導を行っています。
私はその中で4名くらいの学生の指導をさせてもらっています。
(ちなみに"くらい”となっているのは、学生によっては複数の先生にみっちり
 指導を受けるパターンもあるからです。いまこの瞬間は4.5名ほどの指導と
 なりますでしょうか?)

そのうちの1名、大学院修士1回生の学生が現在留学中です。
ウラヤマシイ限りです、修士1回生で留学できるなんて!

彼の留学中のブログは下記です。
キャプチャ.JPG
バンコク留学中の大学院生の日記
タイフード・タイカルチャー・トビタテ留学・京都大学
http://mango-isuzu.com/

どうやらマンゴーにハマっているらしい。
たしかに美味しい。彼が留学して直後(10月末)、私も打ち合わせのために彼の
留学先のタイの大学を訪問しました(彼の留学中の研究テーマについて、先方と
相談するために)。私にとって初のタイ訪問。マンゴー、美味しかったです。

とはいえ、教え子を一人でタイに置き去りにしている状況は、本当に心配。
ちゃんと研究してるかしら? 体調管理は大丈夫か? 野外調査にもいく
ようだけど、怪我すんなよ! などなど。

昨日は東京で国際会議でしたが、そこで彼の研究(留学前に行っていたこと)に
ついて、彼の代理で発表してきました。発表直後の質疑応答は、うーん、あまり
反応がなかった(座長の方が質問してくれた以外は、会場から1名だけ質問あり)
のだけど、終了後に複数の研究者の方から「もっと詳しく教えてほしい」という
質問や、「あの問題はこうやればうまくいくのではないか?」というコメントを
多数いただきました。これも彼の研究内容がよかったからでしょう。

そんな彼から昨晩、メールが届きました。
苦手だったタイ料理(辛いの嫌い)にも慣れてきたこと、そのせいで少し太った
気がするとのこと。向こうでの研究も少しずつ進み始めたこと、などが書かれて
いました。少しホッとしました。

というか、タイの研究室を訪問して驚いたのだけど、彼は日本にいる時よりも
ずっと生き生きとしている。
PA280130.JPG
 タイの研究室にて。右端が留学中の彼。
 向こうの先生たちとDiscussion中。

だから私が心配しないといけないのは、彼の健康や研究進捗よりも
「先生、僕はタイの大学院の博士課程に進学します!」
かもしれないね。
彼にはできれば(いろいろと海外で身につけた知識をベースに)日本の
大学院の博士課程に進学して欲しいと思っていますが、でもそれはそれで
よいことだと思っています。とにもかくにも、君の留学期間は長い。
怪我せず病気せず、実りある留学生活をおくってくれ!
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