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単純なスローガンの先にある空虚(1) [▼科学ニュース New!]

久々に政治関係。
ここ最近の政治とか選挙とかを見ていると単純なスローガンに頼る傾向が多々見られる。
例えば、話題の都知事選。(以下は、私自身の最近のつぶやきから)

しかし案の定、都民の関心は原発ではなく、景気とか社会保障である。
●都知事選 有権者の争点は「暮らし」「雇用」「福祉」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000110-san-soci


そもそも、今回の発端は「政治とカネ」なのだから、そここそが争点のはずなのに、
なぜ1億円の疑惑で総理大臣をやめた人が、禊が終わったような顔をして選挙に
でられるのか、大変不思議である。


しかしそれでもかつてのお殿様が勝つのだろうか?
その場合は脱原発に関わるコストを誰が負担するか、都民はよく考えるべきだろう。
(もちろん選んだ人たち=都民が負担し続けるのだ)

単純なスローガンと言って思い出したのが、「ニゲカン」こと、菅元総理。
理由なく原発を止め、今回は脱原発の細川氏を応援していると報じられて
いるが、彼が理由なく止めたのは原発だけではない。例えば下記。

単純なスローガン=この場合は「上告なんて止めろ!」「開門すればいい!」
の結果、みんなが困っている。脳みそというものは、使ってこそ価値があるのだ。

まあしかし、都民がもっともがっかりしているのは次の点かもしれない。

結局、若い人が元気になる政策など、これっぽっちも聞こえないのである。
東京でこれだ。 地方はどうだ? 日本はどうだ?
いまや日本の若者たちは「この国から出て、アジアや他の国で旗揚げしたほうがいい」と
思ってるのではなかろうか? あるいはそう思う若者はとっととこの国から飛び出していて
残っているのは明日への失望感の中、「しかたなく」生きる若者だけではなかろうか?

そう感じるのは私だけではあるまい。
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