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宝探し航海(6) 宝は何か? [ 宝探し航海]




今回は「宝探し航海」と銘打ってますが、「宝」とは何か?
海底にある「お宝」とは?


写真1枚目は、「かいこう」のコンソール。
小さいランプ類が飛行機みたいで綺麗。そして画面にドーンと映るのが、
かいこう君の目前の海底。

ズームが写真2枚目。岩ですが、実は白っぽいところからお湯が噴きでています。
水深800m。水圧が高いので100度を超えても蒸気にならず液体です。
熱水といいます。温度が高いので、金や銀などが溶けています。
これが冷たい海水と出会うとどうなるかというと…

それが写真3枚目。左前に映っているのが、熱水からでた成分が冷えて煙突状に
固まった物。「チムニー」と呼ばれています。周りにも金や銀を多く含む堆積物
が沈殿します。これこそがお宝。海底熱水鉱床といいます。

金属資源はいまや、世界中で争奪戦。次なるターゲットがこの深海の熱水鉱床
というわけです。これが海底の下にどれくらいの厚さで広がっているかを調査
できれば、お宝のお値段もわかるというもの。今回は、そんな道具作りのため
海底に潜っています(ロボットが)。

つづく。

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コメント 3

さなえ

金銀財宝ざっくざっくですね。竜宮城伝説が真実だったとはw。日本は海を含めると世界で6番目の大きさの国だとか。おまけに火山国ですしね。こういう金銀が眠っているかと思うと、政治家に馬鹿げた税金の使われ方をされてめげていた気分も少し上向きますね。時化に負けず頑張ってください(^^)/
by さなえ (2011-02-03 19:04) 

HOKUTEN

なるほど、ある意味むき出し鉱山ですか。
800mだと採掘技術が大変ですが、確立されると一大資源国になる。
この日本が・・・です。
領海というものをもっと意識しないといけませんな。
by HOKUTEN (2011-02-04 01:35) 

MANTA

>金銀財宝ざっくざっくですね。竜宮城伝説が真実だったとはw
さなえさん、そうなるとよいですね。がんばって掘ります、じゃなかった、
がんばって掘る道具を作ります (^o^)/

>なるほど、ある意味むき出し鉱山ですか。
HOKUTENさん、そのとおりです。チリの鉱山事故が記憶に新しいように、最近は
陸上の鉱山でも地下数百mまで掘らないといけない場合が増えています。
だったら水深数百mのほうがやり安い?かもしれません。熱水鉱床が注目を
集める理由です。問題は鉱山としての質(濃集度)でしょう。
by MANTA (2011-02-28 23:44) 

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